パリとノルマンディーを舞台に、人生の輝きを描き出す3世代の物語『愛しき人生のつくりかた』が1月23日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショーとなります。

本作で、定年ウツと夫婦の危機に頭を悩ます父親ミシェル役を演じた、ミシェル・ブラン。その風貌はまさにフランス版角野卓造だが、パトリス・ルコントの『仕立て屋の恋』や『マルセイユの決着』などの話題作に出演し、カンヌ映画祭で男優賞を受賞、さらに4本の監督作品もあり『他人のそら似』はカンヌ映画祭で脚本賞を受賞するほどの多才ぶり。そんなフランスを代表する俳優の彼が演じる中年男ミシェルにぜひとも注目してもらいたい!

長年勤めた会社を辞め、第2の人生はこれからだ!という時に愛する妻に別れを宣告されてしまう。日本でも話題の熟年離婚問題に直面してしまうのだが、不器用なミシェルがその危機をどうにか乗り越えようと奮闘する涙ぐましい姿に男性は笑いながらも心打たれ、そして妻の心を取り戻すために放つ渾身のセリフには感動せずにはいられないだろう。
ミシェル・ブランは本作について「コメディと偽りのない感動が混ざり合っている。これは人生が持つ本来の姿を見せようとする作品です。」と話す。

長年連れ添った夫婦でも、出会ったころのようにロマンティックに過ごす。日本の男性も、本作を観て、夫婦円満の秘訣を探ってみては?

映画『愛しき人生のつくりかた』は1月23日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー。

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執筆者

Yasuhiro Togawa