映画『アバウト・レイ 16歳の決断』不器用で愛おしい家族の物語、ナオミ・ワッツ、エル・ファニング、スーザン・サランドン 3世代の演技派女優が競演!
『リトル・ミス・サンシャイン』では、幸せの黄色いバスに乗った落ちこぼれ家族を、『サンシャイン・クリーニング』では、事件現場のクリーニングをする崖っぷち家族を描いてきたチームが再び集結し製作した最新作『ABOUTRAY』が邦題を『アバウト・レイ 16歳の決断』に決定し、来年の1月に公開する運びとなりました。本作では、『マレフィセント』などで、人気を博したエル・ファニングがトレンドマークのロングヘアをバッサリカットし、ボーイッシュな装いで、性同一性障害の女の子を熱演。さらに、そんなレイのカミングアウトに右往左往しながらも、色恋沙汰が絶えない(!)母親役に、ナオミ・ワッツ、そして、スーザン・サランドンが、ちょっぴり破天荒なレズビアンのおばあちゃん役として出演。本年度開催されたトロント国際映画祭に登壇した、エル・ファニングは「これまで演じたどの役よりも誇りに思っているし、レイという男の子が大好き」と興奮気味にスピーチ。満席2000名の観客からは10分間にわたるスタンディングオベーションに!エル・ファニングは、早くも来年度のオスカーの女優賞のノミネートにも期待がかかっている、超・注目作です!!
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執筆者
Yasuhiro Togawa