2016年公開予定の映画『星ガ丘ワンダーランド』(配給:ファントム・フィルム)が、8月27日から9月7日までカナダ・モントリオールにて開催される、第39回モントリオール世界映画祭ファースト・フィルム・ワールド・コンペティション長編部門に正式招待されることとなりました。

モントリオール世界映画祭は、2008年『おくりびと』が最優秀作品賞を受賞、その後10年に『悪人』で深津絵里が最優秀女優賞、11年に『わが母の記』が審査員特別賞グランプリを、そして昨年は『ふしぎな岬の物語』が審査員特別賞グランプリとエキュメニカル審査委員賞の2冠を、『そこのみにて光輝く』が最優秀監督賞を獲得したことなどで知られており、毎年8月下旬から9月初頭にかけてカナダのモントリオールで開かれる国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の北米最大規模の国際映画祭。アカデミー賞の前哨戦としても注目されています。
ファースト・フィルム・ワールド・コンペティションは、初監督作品のみが選出されます。
過去には2009年に西川美和監督、笑福亭鶴瓶主演「ディア・ドクター」が選ばれており、本年は「ディアーディアー」と、クラウドファンディングで制作した「ねぼけ」(壱岐紀仁・プロカメラマン)もこの部門で出品されます。また、数十本のノミネート作品から、金賞、銀賞、銅賞が選出されます。

<キャスト、監督からの喜びのコメントが到着いたしました!>
▼主演・中村倫也さんコメント
「日本映画を世界へ」が、自分の目標であり、夢のひとつでした。
今回、星ガ丘ワンダーランドがモントリオール国際映画祭に参加できることを聞き、とても嬉しく、光栄に思っています。海外の方々がこの美しい作品をどう観るのか、どう受け取るのか。
僕自身、一映画ファンとして、楽しみにしています。

▼佐々木希さん コメント
モントリオール国際映画祭正式招待おめでとうございます!
『星ガ丘ワンダーランド』という本当に素敵な作品に巡り会え参加する事が出来たことを心から嬉しく幸せに思います。柳沢翔監督の演出、中村倫也さんのお芝居にたくさんの事を学びました。再びこのような素敵な作品に参加出来る様、日々精進したいと思います!

▼柳沢翔監督コメント
連絡を受けた時、スタッフ、キャストの皆さんの顔が浮かびました。
みんな、やったよ!!叫びたくなりました。彼らと一緒に作った作品が、沢山の方に観てもらえるチャンスを得た事が、本当に嬉しいです!!

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執筆者

Yasuhiro Togawa