文学界の権威あるブッカー賞を受賞した世界的ベストセラー小説「パイの物語」を、アカデミー賞に輝く名匠アン・リー監督(『グリーン・デスティニー』『ブロークバック・マウンテン』『ラスト、コーション』)が映画化した、興奮と感動のサバイバル・アドベンチャー超大作『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』は2013年1月25日(金)に公開を予定。この度、待望の最新予告映像と劇場用ポスタービジュアルが公開となった。

主人公は海で嵐に見舞われ、ただひとり生き残った16歳の少年パイ。家族を亡くし悲しみに暮れる彼に、さらなる過酷な運命が降りかかる。パイが避難した小さな救命ボートには、何とトラが隠れていたのだ……! この奇想天外なヤン・マーテル原作小説の映像化を可能にしたのは、アカデミー特殊視覚効果賞にノミネートされた「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」から、さらなる進化を遂げたデジタル・テクノロジー。その驚異的な最先端技術を得たアン・リー監督は、「この映画は3次元の映像が必要だと思いました。3Dは新しい映像芸術の形です。本作は冒険を通じて希望と驚嘆を描き、精神や信念といった概念も表現しています。内容、映像、全てが壮大なのです。」と語る。リー監督の言う通り、公開された予告では、圧倒的な映像美と、少年とトラが織りなす繊細でドラマティックな関係の変化、手に汗握るサスペンスやアクション、大自然と生命の神秘に彩られたミステリアスな世界観が垣間見える。また本作のコンサルタントとして、1982年に大西洋で嵐に巻き込まれ救命ボートで76日間もの漂流を実際に体験したスティーヴ・キャラハンが、リー監督に招かれ参加。実体験に基づくリアリティ溢れる壮絶なサバイバル生活が、胸が締め付けられるほどの奥深いドラマを創り出している。

11月21日(水)の全米公開を控え、全米評論家サイト“Rotten Tomatoes”ではトップ批評家による評価は94%を獲得、現地マスメディア各紙も「想像を超える壮大なスケールと驚異の世界観!これが次のアバターだ!! —タイム誌」「興奮と感動の連続!心揺さぶるコエモーショナルなドラマ! —ブルームバーグ・ニュース」「心奪われる贅沢な映像美と究極の3D映画体験。 —ニューズウィーク誌」「本年度最高傑作!幻想的な究極の映像美。これほど素晴らしい3D映画は『アバター』以来! —ニューヨーク・ポスト紙」「世界中が驚嘆したベストセラー小説が見事に洗練された映画になった。 —ハリウッド・リポーター」「冒険、孤独、そして失望の物語に、命の恩恵と畏敬の純粋な感情を吹き込み、主人公パイの力強い信念を見事に表現。世代を超えた至高の作品! —バラエティ誌」「大海原での過酷な漂流生活、ユーモアに溢れるドラマ、そして希望に満ちた本作は絶対に見るべき最高傑作だ。 —Comingsoon.net」など、驚異の映像世界と、心ゆさぶる衝撃と感動のドラマをこぞって絶賛。本年度アカデミー賞の最有力候補としての呼び声も高い。

あまりにも巨大な試練に直面した少年は、どのようにトラとの共存関係を築き、希望をたぐり寄せていくのか。まったく予測できない壮絶な展開、絶望的な現実の中でも前向きな気持ちを失わない主人公の奮闘がスリルと感動を呼ぶエモーショナルなドラマ、227日にも及ぶ壮大な漂流記の果ての心揺さぶる結末。〝生きる〟ために驚くべき勇気と知恵、そして想像を絶する奇跡の物語がここに誕生する!

予告編::http://youtu.be/eJCTyVQYWxw

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執筆者

Yasuhiro Togawa