渋川清彦主演ドラマ「柴公園」がテレビ神奈川ほか放送中です。本作は、街の公園で、柴犬連れおっさん3人がダラダラと喋る会話劇。彼らは毎日散歩で顔を合わせるが、お互いの名前も知らない適度な距離感のお付き合い。が、故に普段思っている事を何でも話せる。妙にレベルが高い無駄話を聞いているうちに、壮大なる脳内ドラマが展開されます。
ドラマや映画、バラエティ番組や広告などに起用される動物タレントが増えている。最近ではY!モバイルのCMに「ふてニャン」役で出演している春馬くんやソフトバンクのCM白戸家で「お父さん」役を演じたカイくんが印象深い。飼い主さんも一度は自分のペットをタレントにしたいと思ったことがあるのではないだろうか。
沢山のワンちゃんが登場する本作。これまで多くの映画やドラマでキャスティングやトレーナーを手掛けたZOO動物プロ・北村まゆみ氏は、役者に向いている子の特徴について、「大切なのは、“待て”と“おいで”が出来る事。お芝居は、撮影に順応していく過程で垣間見えてくるかというか、演技をさせるというより、キャスト・スタッフの皆さんとのコミュニケーションを取っていく中て安心させるということが大事だと思っています。そこには、やはり人懐こさも必要です。また、撮影では大きなカメラが向けられますので、普段から記念撮影レベルでもカメラを向けられた経験があるワンちゃんは、現場でも動じない可能性はあります。ドラマや映画の場合は長期間他人に委ねるということになりますので、飼い主さんにとっては凄く勇気がいることだと思います。この子のために、そして作品ために役立つならと、ご理解頂き預けて下さるかというところも大きなポイントです。」と語る。
続けて出演犬のあたる、じっちゃん、さちこの特徴について「あたるは、3匹の中で一番年上ですが、甘えん坊でヤキモチ焼きです。じっちゃんは、初めての撮影でしたが成長が凄い。学習能力が高い子です。さちこはクールビューティー。芯がしっかりしていて人の心を掴むのが上手。おやつを貰っては愛想ふりまきます(笑)」と分析した。
ワンちゃんたちの芝居にも是非注目して頂きたい。「柴公園」ドラマ版はテレビ神奈川、仙台放送、TOKYO MX、とちテレ、群馬テレビ、テレ玉、チバテレ、KBS京都、サンテレビ、BS12 トゥエルビ、メ~テレ、日本海テレビほかで放送中。映画版は6月14日に全国で公開される。

<7話ストーリー>
有名タレント柴犬「ミニラ」が失踪した!とワイドショーがにぎわっている。誘拐犯が富士見町にいる?という噂がたち、街にリポーターがやってきた。次々に取材を受ける柴犬飼い主たち。あの怪しい黒コートの男(蕨野友也)が犯人なのか…?妄想に火がつくものの、噂話が嫌いなあたるパパ(渋川清彦)は通常営業。しかし、その後、ポチママ(桜井ユキ)の様子がどうもおかしいことにさちこパパ(ドロンズ石本)が気付き…。


<クレジット>
渋川清彦
大西信満 ドロンズ石本 桜井ユキ 水野勝 松本若菜(映画のみ) 蕨野友也(ドラマのみ)
小倉一郎(ドラマのみ) 螢雪次朗(ドラマのみ) 山下真司 寺田農(映画のみ)佐藤二朗

製作総指揮:吉田尚剛 ドラマ版監督:綾部真弥/田口桂 映画版監督:綾部真弥 企画・脚本:永森裕二 
プロデューサー:岩淵規 動物トレーナー:ZOO動物プロ 制作プロダクション:メディアンド 
企画・配給:AMGエンタテインメント 配給協力:イオンエンターテイメント (C)2019「柴公園」製作委員会