ダフト・パンク、ビョーク、ジェーン・バーキンといった超一流アーティストが心酔する<狂気>の天才ピアニスト/音楽家チリー・ゴンザレスの破天荒な生き様と、繊細で感動的な音楽の魅力に迫る傑作ドキュメンタリー映画『黙ってピアノを弾いてくれ』が9月29日(土)より、渋谷・シネクイント他にて全国順次公開となります。この度、本作のメインヴィジュアルと予告編が解禁になりました。

公開された予告編は「今世紀最高の音楽家の一人、チリー・ゴンザレス。世界中を魅了するその魅力とは…」というテロップから始まり、次の画面では世界に名立たるウィーン放送交響楽団のオーケストラを従えたチリー・ゴンザレスがステージに登場。「俺を知っている奴は“妄想男”だと言う。これが“妄想男”の音楽だ!」と言い放ち、ピアノの鍵盤を叩きはじめる。確かな技術と類まれなる音楽センスを持つゴンザレスだが、その言動や行動は破天荒で予測不能。そんな彼を人は【<狂気>の天才】と呼ぶ。故郷・カナダを離れ、ドイツ・ベルリンへ乗り込んだゴンザレスはジャズ、ラップ、エレクトロ、パンク…様々な音楽を貪欲に吸収し、自分自身のスタイルを見出していく。度重なる試行錯誤の末、辿り着いたのが、人々の心に優しく染みるシンプルで普遍的な楽曲を収めた傑作アルバム「ソロ・ピアノ」シリーズだった。シンガーのファイストは言う。「彼はこのアルバムで原点に回帰した。ただ音楽に語らせ、黙ってピアノを弾くだけ」。ゴンザレスの盟友であるアーティスト、ピーチズやジャーヴィス・コッカーは尊敬と親しみを込めて彼を「真の芸術家」と称賛する。しかし、ゴンザレスのエゴは決して満足することはない。画面は再び、コンサートのステージに戻る。激しいパフォーマンスで汗だくのゴンザレスは観客に向けて言う。「鍵盤で出来ることはもう何もない。だからピアノの中に入るよ」観客はもちろん、共演者達さえ呆気にとられる中、ピアノフレームの上に寝そべった彼は満足そうに呟く。「これこそ最高の音楽だ!」 これは演技か、それとも本物の狂人なのか? しかし、この傍若無人で型破りな男は、ビョーク、ダフト・パンク、ジェーン・バーキン、Sia、ドレイクなど超一流アーティスト達を魅了し続けているのだ。前代未聞の<狂気>の音楽家、その魅力の全貌とは――? チリー・ゴンザレスの名前を全く知らない人でも、観るとまたたく間に彼の大ファンになってしまう、最高の音楽エンターテイメント作。この続きはぜひ劇場でお確かめ下さい。 
 同時に劇場鑑賞券の発売もスタート。劇場窓口でご購入された方には特製エコバッグが特典として付いています。

監督:フィリップ・ジェディック 出演:チリー・ゴンザレス、ピーチズ、トーマ・バンガルテル(ダフト・パンク)、ファイスト、ジャーヴィス・コッカー、ウィーン放送交響楽団ほか 2018年 / ドイツ・イギリス合作 / 英語・フランス語・ドイツ語 / 85分 / DCP / カラー / 5.1ch / 原題:SHUT UP AND PLAY THE PIANO 日本語字幕:額賀深雪 提供:トランスフォーマー+パルコ 配給・宣伝:トランスフォーマー © RAPID EYE MOVIES / GENTLE THREAT