ハリウッド版実写映画は、バッド・ロボットのJJエイブラムスとリンジー・ウェバーがプロデュースを担当。脚本は『メッセージ』で2017年アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが手掛けます。また、アニメ版映画のプロデューサー・川村元気が、今作でもプロデューサーとして開発に参加。東宝は上記2社とともに共同開発に着手し、『君の名は。』ブランドを世界に向けて発信していく所存です。なお、本作の日本配給は東宝が担当いたします。

【原作・脚本・監督・新海誠のコメント】
『君の名は。』は、日本に暮らす僕たちのローカルな想像力、ドメスティックな技術で組み立てた映画です。そういう作品がハリウッドと交わることで、もしかしたら新しい可能性のようなものを見せてもらえるのかもしれない──そんな期待をしながら、完成を楽しみに待っています。

【プロデューサー・川村元気のコメント】
これ以上ない、夢のようなチームになりました。JJエイブラムスさんが『君の名は。』をハリウッドで実写化したがっていると聞いたときは信じられない気持ちでした。バッド・ロボットで彼と会って話すまで「これは夢だ、きっと夢に違いない」そう思っていたのですが、どうやらこれは現実のようです。数々の名作を現代的なセンスで生まれ変わらせてきたJJエイブラムスさん。『君の名は。』をハリウッドで実写映画として生まれ変わらせるのにあたりJJエイブラムスさんと彼のチーム以上のクリエーターはいないと思います。また脚本のエリック・ハイセラーさんが書いた『メッセージ』はここ数年で見たSF映画のなかで最も心を動かされたものでした。SFとラブストーリーが融合してクライマックスへと突き進む『君の名は。』を、エリックさんならば最高なかたちで表現してくれると確信しています。JJさん、エリックさんと共に『君の名は。』のハリウッド版実写映画をプロデュースできることを心より誇りに思います。

【東宝社長・島谷能成のコメント】
日本が誇る『君の名は。』をハリウッド最高のクリエーターの方々と一緒に実写化する機会を楽しみにしています。 

パラマウント・ピクチャーズについて
パラマウント・ピクチャーズ・コーポレーション(PPC)は、映像作品の世界的な製作・配給会社であり、Viacom(NASDAQ略号: VIAB、VIA)の一部門である。テレビ番組や映画、短編作品、モバイルアプリ、ゲーム、商品化、SNSを通じた体験などの良質なエンターテインメントコンテンツを作り続けるグローバルブランドを多く抱え、180か国に向けて発信している。

バッド・ロボットについて
バッド・ロボットはフィルムメーカーJJエイブラムスが2001年に設立。同社が製作に携わったテレビシリーズは「エイリアス」、「LOST」、「FRINGE/フリンジ」、「パーソン・オブ・インタレスト」、「ウェストワールド」、そして映画では『SUPER 8/スーパーエイト』、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などが挙げられる。フランチャイズではスター・トレック、ミッション:インポッシブル、
クローバーフィールドシリーズを手掛け、モバイルアプリACTION MOVIE FXを含むデジタルコンテンツにも関わる。
出版業界への初進出となったダグ・ドースト著の小説「S.」ではエイブラムスが原案を担当。同著はニューヨーク・タイムス紙のベストセラーに輝く。バッド・ロボットはサンタモニカを拠点としており、公式ツイッターアカウントはtwitter.com/bad_robot、公式インスタグラムアカウントはinstagram.com/bad robot。

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