毎年秋、川崎市麻生区・新百合ヶ丘駅周辺にて行っております KAWASAKI しんゆり映画祭を今年も開催いたします。

今年のキャッチフレーズは「ようこそ映画新世界へ!」。
フィクション、ドキュメンタリー、その両方を兼ね備えたドキュンタリードラマ、3D 作品など、映画の新しい世界をより深く楽しんでいただきたいと市民ボランティアが作品を厳選いたしました。
21 年目を迎えたバリアフリー上映や18 年目となるジュニア映画制作ワークショップ作品の上映もございます。
映画を観るだけではなく、更にもっと楽しめる様々なイベントも準備をしており、老若男女問わず幅広く多くのお客様にお楽しみいただけることと思います。
地元の企業、行政の皆様の多大なるご支援をいただき、映画のまち・新百合ヶ丘で映画を通じた街づくりに貢献することを願いながら、市民ボランティアが中心となって企画運営を行っております。

第23回KAWASAKIしんゆり映画祭2017 開催概要
主 催 : NPO 法人 KAWASAKI アーツ
日 時 : 2017 年 10 月 29 日(日)~11 月 5 日(日)※10 月 30 日(月)は休映
前売券 : 2017 年 10 月 7 日(土)チケットぴあ(10:00~)、川崎市アートセンター(9:00~)にて発売開始
料 金 : 前売券 1,000 円(一律)当日券 一般・シニア 1,300 円、学生、障がい者とその付添い1名まで 1,000 円
※無料上映作品や、特別料金のプログラムもございます
会 場 : 川崎市アートセンター アルテリオ映像館・小劇場(小田急線新百合ヶ丘駅北口徒歩3分)
イオンシネマ新百合ヶ丘(小田急線新百合ヶ丘南口下車すぐ)

第23回KAWASAKIしんゆり映画祭2017 上映全作品 計28本(【 】内は企画名、『 』内は作品名)
【しんゆり凱旋!中野量太監督特集】…『湯を沸かすほどの熱い愛』『琥珀色のキラキラ』『沈まない三つの家』『お兄チャンは戦場に行った!?』【山田孝之の“しんゆり映画祭”】…『山田孝之のカンヌ映画祭』『映画 山田孝之 3D』【人生の先輩にカンパイ!】…『ミリキタニの猫』《特別篇》『人生フルーツ』『飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』『Start Line』『しゃぼん玉』【マレビト 異界からの来訪者】…『哭声/コクソン』『永い言い訳』『淵に立つ』『鳥(仮)』【注目!今アツい監督たち】…『スプリング、ハズ、カム』『はらはらなのか。』『サイレン』『堕ちる』『そうして私たちはプールに金魚を、』【しんゆり洋画セレクション】…『スウィート 17 モンスター』『ノー・エスケープ 自由への国境』『T2 トレインスポッティング』【鈴木清順監督追悼上映】…『ツィゴイネルワイゼン』『東京流れ者』『けんかえれじい』【ジュニア映画制作ワークショップ】…『ハッピーエンドを君に』『学校は二度死ぬ』

川崎市アートセンター10 周年おめでとう!しんゆり凱旋!中野量太監督特集
映画祭の会場である川崎市アートセンターは2007年に開館。この秋に11年目に入ります。10周年おめでとう!のお祝いの気持ちを込めて、2016年度日本アカデミー賞をはじめ多くの賞に輝いた中野量太監督の特集上映を行います。
新百合ヶ丘にある日本映画大学の前身・日本映画学校出身で、今もこの地にとても縁の深い中野監督。『湯を沸かすほどの熱い愛』を含めた4作品を厳選しました。劇場公開1周年を迎える10/29に『湯を沸かすほどの熱い愛』と、過去の作品の『琥珀色のキラキラ』を同時上映し、監督もご登壇。
初日のオープニングを華々しく彩ります。
★『湯を沸かすほどの熱い愛』ゲスト:中野量太監督

山田孝之の“しんゆり映画祭”~カンヌ映画祭のその先~
2017 年 1 月クールにテレビ東京他にて放送されたドキュメンタリードラマ『山田孝之のカンヌ映画祭』は映画業界で大きな話題となりました。日本映画大学や川崎市アートセンターが登場する第2話も含めた全話を映画祭初日に一挙上映!さらに、この作品から生まれた『映画 山田孝之3D』を11/2にイオンシネマ新百合ヶ丘で上映します。両日とも、日本映画学校出身の松江哲明監督もトークにご登壇いただきます。川崎市アートセンターと日本映画大学がある街ならではの上映企画です。
★『山田孝之のカンヌ映画祭』ゲスト:松江哲明監督
★『映画 山田孝之 3D』ゲスト:松江哲明監督

人生の先輩にカンパイ!
ドキュメンタリーでもフィクションでも、映画に登場する先輩たちに敬意を表したくなる作品が今年も多々ありました。その中から5作品を上映。11/3の『しゃぼん玉』上映後には、朝ドラ『べっぴんさん』などでも大活躍の林遣都(はやし・けんと)さんがトークにご登壇!
本特集の中で『Start Line』と『しゃぼん玉』につきましてはバリアフリー上映となります。
(詳細は公式リーフレットもしくはHPをご確認ください。)
★『はらはらなのか。』ゲスト:酒井麻衣監督、原菜乃華さん
★『スプリング、ハズ、カム』
ゲスト:吉野竜平監督、 柳家喬太郎さん

ジュニア映画制作ワークショップ 2017
今年で18回目となる「ジュニア映画制作ワークショップ」は川崎市及び近郊の中学生28人が脚本、撮影、出演、編集、宣伝までを担当しています。今年の作品は『ハッピーエンドを君に』。また同日、この夏の釜山国際子供・青少年映画祭のYouth部門(13歳~18歳)で「Brilliant Star Award」に輝いた昨年のワークショップ作品『学校は二度死ぬ』の凱旋上映も行います。
★『ハッピーエンドを君に』 メイキング映像上映、
舞台挨拶など
★『学校は二度死ぬ』:舞台挨拶

マレビト 異界からの来訪者
韓国映画『哭声/コクソン』で、韓国で最も権威ある映画賞で外国人として初めて受賞され、世界的にも注目を浴びた國村隼(くにむら・じゅん)さんが11/5の『哭声/コクソン』上映後にご登壇。また、昨年のカンヌ映画祭の「ある視点」部門で審査員賞を受賞した『淵に立つ』の上映では11/4 に深田晃司監督がご登壇、トークを行います。
★『哭声/コクソン』ゲスト:國村隼さん
★『淵に立つ』ゲスト:深田晃司監督

鈴木清順監督追悼上映
今年2月に亡くなった鈴木清順監督の作品の中から、世界でも評価の高い『ツィゴイネルワイゼン』と、『けんかえれじい』(高橋英樹主演)『東京流れ者』(渡哲也主演)を上映。11/5の『ツィゴイネルワイゼン』上映後に、今年、日本映画大学の名誉学長となられた、映画評論家の佐藤忠男さんのトークもあります。
★『ツィゴイネルワイゼン』ゲスト:佐藤忠男さん

*他にも「しんゆり洋画セレクション」3本も上映。今後もゲスト情報やイベント情報などを追加していく予定です。
詳細は映画祭 HP(http://www.siff.jp/)や公式 Twitter(@k_siff)、
公式 facebook(http://www.facebook.com/kawasakiShinyuriFilmFestival)をご確認ください。