アル・ゴア元アメリカ副大統領が出演し、地球と人類の未来を予見するドキュメンタリー『不都合な真実』は、2006年にカンヌ国際映画祭で特別上映され大喝采を浴びたことを皮切りに、第79回アカデミー賞で2部門(長編ドキュメンタリー賞/主題歌賞)受賞、ドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットとなり、また翌07年には地球環境問題啓発に貢献したとしてアル・ゴアはノーベル平和賞を授与されました。その続編となる『不都合な真実2:放置された地球』が、2017年 秋に公開いたします。

この度、日本公開に先駆け7月28日より全米4館で公開を迎えた本作が、先週21日に公開され全米ランキング初登場1位を記録、監督であるクリストファー・ノーランの来日が決定するなど世界で注目を集めている『ダンケルク』、8月11日の日本公開に向けて、まずます盛り上がりをみせる、全米では7日より公開となった『スパイダーマン:ホームカミング』、全米では6月30日より公開、
日本では21日に公開され、大ヒット中の『怪盗グルーのミニオン大脱走』など並み居る作品を抑え、
週末のスクリーンアベレージNo.1を獲得!大ヒットスタートを切りました!!
(※スクリーンアベレージ=上映1スクリーンあたりの平均の興行収入の数値)

2006年にアカデミー賞2部門(長編ドキュメンタリー賞/主題歌賞)を受賞した前作に引き続き、早くも来年のアカデミー賞有力候補として期待が高まっている本作。ドキュメンタリー作品としても期待の高い本作のこの記録は、
2010年以降でアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門を受賞した作品の中でも、2番目に高い数字となり、作品とそのテーマへの関心の高さが窺える結果となりました。

アル・ゴアが前作で語った「真実」は世界の意識を変え、地球は美しく生まれ変わっているはずだったにも関わらず、地球温暖化の影響で起こる異常気象は発生し続け、そんな中、米国によるパリ協定(地球温暖化対策の国際的枠組み)の離脱が発表されるなど、あれから10年、地球はかつてないほどの危機に瀕しています。ハリウッドを代表する俳優であり、環境保護活動においても積極的に活動を行うレオナルド・ディカプリオが先日自身のツイッターで「我々は地球温暖化について戦い続けなければならない。日々精進しよう。そして「不都合な真実2:放置された地球」を観よう。」と投稿するなどして注目を集めましたが、米映画評集計サイトのRotten Tomatesでは、高評価の目安となるフレッシュの評価を獲得(76%)。本作に対し、賛同する声が多く上がっています。今回の全米での大ヒットを受けて、ますます注目を集める本作に是非ご注目ください。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=57323