『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川美和監督が、『おくりびと』以来7年ぶりの映画主演となる本木雅弘を迎え、直木賞候補となった自らの小説を映画化する最新作『永い言い訳』(アスミック・エース配給)が10月14日(金)より公開になります。

人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(きぬがささちお)(本木雅弘)は、妻・夏子(深津絵里)が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。まさにその時、不倫相手・福永(黒木華)と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。そんなある日、妻の親友の遺族——トラック運転手の夫・陽一(竹原ピストル)とその子供たちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。子供を持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝きだすのだが・・・

主人公の津村こと衣笠幸夫役に『日本のいちばん長い日』『天空の蜂』での演技が高い評価を得て、昨年度日本アカデミー賞最優秀助演男優賞等を受賞した本木雅弘。その他ミュージシャンの竹原ピストル、池松壮亮、黒木華、山田真歩、堀内敬子、深津絵里など、屈指の実力派俳優が脇を固め、ひとときも見逃したくない緊張感と豊かさにあふれた映画空間を創り上げます。

この度、本作の新場面写真が解禁。人気作家・津村啓こと衣笠幸夫(本木雅弘)は、長年連れ添った妻という存在がありながら担当編集者・福永智尋(黒木華)と不倫中。今日もまた、妻の旅行中に、なんと自宅へ福永を招き入れるのだった。翌朝、福永に後ろから甘えるようにして抱きつき、甘い余韻を再びかみしめるのだが・・・そんな二人のもとへ飛び込んできたのは、幸夫の妻・夏子が旅先で亡くなったという衝撃の知らせであった。
この後人生最大のしっぺ返しがくることを未だ知らない幸夫と福永の密着度200%!濃厚ラブシーン画像を公開。
順風満帆に見えても、常に何が起こるか分からないのが人生。一寸先の「闇」に堕ちた幸夫は果たして「光」を見いだせるのか。

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執筆者

Yasuhiro Togawa