現在大ヒット上映中の映画『ファインディング・ドリー』は、アニメーションのみならず実写作品も含む“2016年公開の洋画オープニングNo.1”の記録を樹立し、夏休みに入ってからも10代、20代、30代の男女やグループ、デートのカップル、ファミリーや大人同士の親子など幅広い観客を動員している。6週目もその勢いは止まらず、興行収入は60億円を突破し、まもなく動員500万人を超える勢いだ。(8月21日(日)時点で動員4,961,653人、興行収入60億4,405万2,900円)美しい海の世界で繰り広げられる予想もつかない感動の大冒険、可愛く個性的なキャラクターたちに加え、「大人こそ心に響く映画!」「親が子供と一緒に観たくなる!」と、あらゆる角度からの口コミも大きく広がり、この夏休みイチオシとして観客層もさらに拡大中。

日本中、そして世界中で大ヒットとなっている『ファインディング・ドリー』だが、この度、ディズニー映画では初の試みとなるバリアフリー上映が決定。これは、「耳や、目が不自由な方にも映画を楽しんでほしい」という本作のアンドリュー・スタントン監督の熱い想いから実現した。アメリカや他数ヶ国では既にこのバリアフリー上映が実施されているが、日本でも同様に、より多くの方々に映画を楽しんでもらいたいという意向からTOHOシネマズとの相互協力もあって実施となった。

上映方式は、目が不自由な方向けにはラジオを手持ちもしくは貸与し、FM局から音声ガイドを拾って聴く方式を、耳が不自由な方向けには吹替版日本語字幕付き(通常の字幕に、さらに情報量を増やしたキャプチャーが付加されているもの)で鑑賞する上映となっている。
(※上映館・上映日はリリース2枚目に記載。
※詳細はTOHOシネマズ公式サイトまで。)

ディズニーは、今後も他作品でのバリアフリー上映を視野に入れており、将来的には通常上映の中で一緒に鑑賞できる形に発展させていくことを目指している。

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執筆者

Yasuhiro Togawa