12月23日公開の映画『クリード チャンプを継ぐ男』は、あの永遠の名作の魂<ソウル>を正統に継ぐ『ロッキー』新シリーズ。かつて名勝負を繰り広げた親友アポロの息子をチャンピオンにするために、ロッキーが再び立ち上がる興奮と感動のストーリーだ。

そして現地時間11月6日(金)、『ロッキー』シリーズ、そして『クリード』の舞台となったペンシルベニア州フィラデルフィアの市長マイケル・ナッターが、本作の全米公開日11月25日(水)を「クリード日」として正式に認定。当日は、シルベスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダン、テッサ・トンプソンら出演キャストたち、ライアン・クーグラー監督が、『ロッキー』の聖地フィラデルフィア美術館前に集結し、この記念すべき日を皆で祝福した。
「クリードの日」の公開日は、1976年のスクリーン・デビュー以来、約40年に渡って全世界の観客の心を感動で包んできた伝説のシリーズ『ロッキー』第1作目が封切られた日でもある事から実現。舞台となったフィラデルフィアでは『ロッキー』シリーズの数々の名場面が撮影されており、なかでも会場となったフィラデルフィア美術館は、劇中でロッキーがあのテーマ曲と共に駆け上がった階段、あまりにも有名なシーンが撮影された”ロッキー・ステップ”やロッキーの銅像も設置されており、『ロッキー』の聖地として語り継がれている。

多くのファンや地元住民の歓声で迎えられたシルベスター・スタローンは、「本日集まってくれた皆さん、そして子供たち。もし人生の階段を登れないと思ったら、絶対に諦めるな<ネバー・ギブアップ>。このフィラデルフィア美術館が象徴しているように、私にも出来たのだから、あなた達にも出来るはずだ」と語り、ロッキー節全開。スタローンからシリーズを受け継いだライアン・クーグラー監督は、「家族と夢を叶える事、これらは密接に関係している。そして必ず最後は、あなたを愛し尊敬している家族や仲間たちが、あなた達のゴールの手助けをしてくれるんだ。」と熱いメッセージを残した。
マイケル・ナッター市長は、キャストたちそれぞれに、自由の鐘のミニチュアを贈呈し、スタローンらは実際に撮影で使用した壁画を寄贈。フィラデルフィアのボクシングジムに飾られる予定。
★グループショットのキャプション 写真左から フィラデルフィア市長マイケル・ナッター、マイケル・B・ジョーダン、テッサ・トンプソン、ライアン・クーグラー監督、司会、シルベスター・スタローン(※右の人物は地元出身のスポーツ選手)

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執筆者

Yasuhiro Togawa