「ごくせん」「デカワンコ」など数々のヒット作・映像化作品を誇る森本梢子による「高台家の人々」(集英社「月刊YOU」連載)が遂に実写映画化されることが決定しました!

主人公の、平凡で口下手で内気なOLながらも、頭の中ではめくるめく妄想をことあるごとに繰り広げる平野木絵を演じるのは、ドラマ「きょうは会社休みます。」や、映画『海街diary』『ギャラクシー街道』と話題作への出演が絶えない、日本を代表する女優・綾瀬はるか。そんな木絵の妄想を読み取るテレパシー能力を持った、名家・高台家の長男であり、木絵の恋人となる高台光正役には、数多くのドラマ、映画に出演し、ドラマ「昼顔〜平日午前3時の恋人たち〜」での演技が改めて注目され、また自身も監督として映画を手掛けるなど活躍の幅を広げる実力派俳優・斎藤工。そのほか華々しい高台一家の面々にも豪華キャストが揃いました。光正と同じくテレパシー能力を持つ妹・茂子には映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』他数々のドラマ、映画での活躍が目覚ましい水原希子、光正の弟・和正には若手俳優注目株である間宮祥太朗。テレパシー能力を持つことで生じる悩み、そしてテレパシー能力があるからこその兄弟間の会話劇等の演技に注目です。
さらに、光正、茂子、和正の母親であり、心を読む必要がないほどの歯に衣着せぬ物言いをする素直さと、芯の強さを持ち合わせる由布子役には大地真央。日本人の父・茂正、イギリス人の母・アンの間に生まれた一人息子であり、テレパシー能力は受け継がず、むしろ人一倍鈍感で、空気が読めない性格でありながら、天真爛漫でチャーミングが故に、憎めないキャラクターである父親の茂正Jr.(通称マサオ)役には、市村正親という超豪華キャスト陣が勢ぞろいしました!
 メガホンをとるのは、フジテレビの「世にも奇妙な物語」シリーズをはじめとし、「ショムニ」シリーズ、「謎解きはディナーのあとで」(11年)、「ゴーストライター」(15年)等、幅広いジャンルのテレビドラマを手掛け、中でも映画化した『謎解きはディナーのあとで』(11年)では32.5億円という大ヒットを記録した土方政人監督。
 脚本を手掛けるのはドラマ「ナースのお仕事」シリーズ、映画「電車男」(05年)、「陰日向に咲く」(08年)、「ヘルタースケルター」(12年)など数々のヒット作を生み出した金子ありさが決定。

コメント

土方政人(監督)
綾瀬さんは、今回の役柄の「木絵」にぴったりだと思います。
木絵のような雰囲気を持っていますし、彼女のコメディエンヌの一面が演技に出ていて良いですね。
そして斎藤さんもまた、ちょっとミステリアスなところがあるので、光正像として魅力的です。
木絵の妄想シーンは、綾瀬さん、斎藤さんをはじめとして皆さんの演技が素晴らしいので楽しみにしてもらえたらと。
そして、光正がテレパシー能力で木絵の妄想をどう見てるのか。
その光正のリアクションを面白く描いていきたいです。
希子ちゃんと間宮くんは、今回初めてお仕事をするので撮影が楽しみですし、
市村さんと大地さんの夫婦は絶対に面白くなると思います。

森本梢子(原作)
きゃ──────────!!
と、叫んでしまいましたよ。
綾瀬はるかさんと斎藤工さん!! 素敵!!
大、大好きな、お二人です。
「でも、見た目平凡で目立たない木絵が
そんなに綺麗で良いのか!?
でも、でも、綾瀬さんのにじみ出る人柄の良さや、
ちょっと、ぽ──っとした(あ、ごめんなさい)感じは
ぴったりなのか!!」
などと、一人で興奮しています。

めちゃくちゃかわいい木絵と
よだれが出そうな(あ、ごめんなさい)魅力的で
カッコイイ光正さん!
そして麗しい三兄姉弟と、ゴージャスなご両親!!
そして、そして、妄想はいったい…!?
あ──早く観たいです!!

綾瀬はるか(主演)
よく妄想するところは木絵ちゃんと似てます。友だちに妄想話をすると気持ち悪がられます!
ヘンテコな妄想と特殊な能力を持った男女が織り成すコミカルなラブストーリーをお届けできたらと思ってます。

斎藤工
光正さんは全てが私とは程遠いスマートなキャラクターですが
光正の持つ闇の部分等、内側から繋がって行こうと思います。
また、本作の肝であるテレパスはSNS主体の現代に何処か当てはまると思いました。
皆が本音をとり繕い 感情を整え真実が見付け辛い時代だからこそ
この作品に必然性を感じます。

色々なご意見があると思いますが、このチームで実写化をやらせて貰う以上
我々も原作を尊重しながら胸を張って皆さんにお届け出来る様
尽力致しますので、どうか映画『高台家の人々』を
来年の楽しみの一つにして頂きたいです。

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執筆者

Yasuhiro Togawa