『マージン・コール』で初監督ながらアカデミー賞ノミネート、『オール・イズ・ロスト
〜最後の手紙〜』の2作品でハリウッドの次世代を担う旗手と称えられるに至ったJ・C・チャンダー監督最新作である緊迫の社会派ヒューマンドラマ『A MOST VIOLENT YEAR』の邦題を『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』と決定し、10月1日(木)よりTOHO シネマズ シャンテ他にて全国順次公開することを決定しました。

ビジネスの現場で経営者が強いられる壮絶な危機を、圧倒的クオリティと息もつかせぬ緊迫感で描き、本年度映画賞を席巻した本作。
主人公の経営者アベルには『インサイド・ウーィン・ディヴィス 名もなき男の歌』、『スターウォーズ/フォースの覚醒』他、目下人気急上昇中の実力派俳優オスカー・アイザック。夫の成功を支えつつも家族を守りたい妻アナにはアカデミー賞に2度ノミネートされた『ゼロ・ダーク・サーティ』ジェシカ・チャステイン。
1981年のまだ危険な香りが残っていたNYのビジネスの現場で、緊迫の駆け引きと主人公のリアルな葛藤が、観る者に「本当の成功とは何か?」を突きつける作品となっております。是非ご注目ください!

『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』は昨年全米公開され、24の映画賞の40部門にノミネートされ、ナショナルボードオブレビューで作品賞、主演男優賞、助演女優賞をはじめ、ゴールデングローブ賞で助演女優賞ノミネート、ほか6部門に輝きました。

この度解禁されたポスタービジュアルには暗闇に浮かび上がる主人公アベル(オスカー・アイザック)と妻アナ(ジェシカ・チャステイン)の表情を消し、影が深く差す横顔がフィーチャーされています。
アメリカン・ドリーマーという、ともすれば明るいサクセスストーリーを想起しがちなタイトルとは大きくかけ離れたシリアスなビジュアルに一筋縄では行かない苦悩や葛藤に満ちたドラマを想起させます。
果たして彼らの理想の代償とはいったい何なのか?キャッチコピーにある、成功こそが正義なのか?1981年、まだ荒々しかったNYを舞台に、彼らの成功をかけた30日間が描かれます。

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執筆者

Yasuhiro Togawa