『トイ・ストーリー』以来、その斬新かつ感動的な物語で世界中の老若男女を魅了し続けてきたピクサー・スタジオが、自己記録を塗り替え、続編を除くピクサー・アニメーション映画で歴代1位の全米興行収入をたたき出した『インサイド・ヘッド』。ついに公開3週目にして、シリーズものの実写ビッグピクチャーを制し、週末興行収入2千977万ドルで堂々の全米ランキング1位(7月3から5日集計 BOXOFFICEMOJO調べ)となった。

ピクサー初の女性コンビとなるヨロコビとカナシミが、無限に広がる頭の中を舞台に冒険を繰り広げる、感動ファンタジー。かつて、子供時代を経験したすべての大人が共感できる“あなたの物語”となっている。

ピクサー長編アニメーション20周年記念作である本作は、6月19日(金)に全米3,946館で公開し、公開3日間の興行収入が90,440,271ドルという爆発的な大ヒットスタートを記録。公開から3週が経った現在も、英語圏の映画レビューをまとめる映画サイト、ロッテントマトでは98%という超高得点を維持。興行収入だけでなく、作品としても高い評価と強い口コミが拡がっている。

ピート・ドクター監督は、『モンスターズ・インク』の後、『カールじいさんの空飛ぶ家』でアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞。その直後より本作の製作をスタートし、約5年間を費やして渾身の一作『インサイド・ヘッド』を生み出した。実の娘の成長過程に感じた愛娘の内面の変化を捉え、家族の深い絆とともに映画に愛情を注ぎ込んだ。
多方面からの絶賛評から本年度の下半期から本格化するアカデミー賞に向けた賞レースでも次回のアカデミー賞の本命馬となるのではと、早くも噂され始めており、ますます今後の動向に目が離せない。日本でも各界から感動の絶賛コメントが続々到着し、日本への公開への期待も高まり、公開が待ち望まれている(コメントは2枚目参照)。この夏の感動エンターテイメントの大本命、映画『インサイド・ヘッド』は7月18日(土)全国公開。どうぞご期待ください。

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執筆者

Yasuhiro Togawa