松竹株式会社は、映画ファンからも人気の高い往年の名作の中で、まだブルーレイ化されていなかった作品などを、「あの頃映画the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション」シリーズとして2014年10月より発売開始いたします。

松竹では、これまで名監督・名優たちが活躍した“あの頃”の映画をご自宅で気軽に楽しめるDVDコレクションとして、1930年代から2000年代以降まで、300タイトルを超える充実のシリーズラインナップで「あの頃映画松竹DVDコレクション」を提供し、好評を博してきました。しかし、映像ソフト市場におけるブルーレイのシェアが伸びる近年、旧作邦画のブルーレイ化は一部作品のデジタルリマスター版に限られておりました。

「あの頃映画the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション」シリーズは、映画ファンがブルーレイ化を待ちに待った“あの頃”の映画、忘れられない名作から異色のカルト作まで、大ヒット作や人気作ばかりを、ブルーレイでかつ3,300円という低価格で発売いたします。
ブルーレイのための最新のHDデジタルリマスター(2014)でより高画質となった映像とリニアPCM(96kHz/24bit)でオリジナル音声が収録されており、当時に近い姿でもう一度観ることができます。また、劇場公開時のポスターアートを復元したジャケットデザインや、初回生産限定で特典封入されるロビーカード風ポストカードが、“あの頃”の気分をさらに掻き立てます。シリーズ全商品が国内外でハイエンド商品のパッケージとして使用されているクリアケースパッケージ仕様になっているなど、持っていたい、集めてみたいコレクション性の高い仕様・特典となっております。

第一弾となる10月のラインナップは、初ブルーレイ化となる『八つ墓村』と『皇帝のいない八月』のHDリマスター版2作品に加え、デジタルリマスター版として既に発売されている『砂の器』『幸福の黄色いハンカチ』、そして『切腹』の3作品もジャケットを劇場公開時のポスターアートへとリニューアルし、価格も各3,300円とよりお求めやすく改定して発売いたします。

初ブルーレイ化の2作品のうち『八つ墓村』は、金田一耕助シリーズ唯一の松竹製作による作品で、1977年の日本映画興収第3位の松竹映画屈指のメガヒットを記録しました。
金田一耕助を演じるのは渥美清。他の横溝正史原作の映画化シリーズよりもオカルト色の強いストーリーになっており、いまも映画ファンに人気の高い作品です。

「あの頃映画the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション」シリーズでは今後、1970年代から1980年代の松竹映画の名作を中心に毎月ブルーレイ化を予定しております。詳細は順次、下記公式サイト、Facebookにて更新していきます。

● 松竹「あの頃映画」公式サイト
http://www.shochiku.co.jp/anokoroeiga

● 松竹「あの頃映画」Facebook
http://www.facebook.com/anokoroeiga

執筆者

Yasuhiro Togawa