「21stキンダー・フィルム・フェスティバル」オープニング作品に、『少年H』(降旗康男監督/東宝配給)が決定しました。

なぜ、子ども映画祭で『少年H』なのか?

本映画祭の上映作品の特徴は、子どもたちが純粋に楽しめる作品だけではなく、「ちょっと考える」作品であること。言葉では伝えづらい出来事を、映像を通じて大人と一緒に学ぶことができる・・・映画祭のチェアパーソンの戸田恵子さんをはじめ多くのタレントさんが、毎年そういった上映作品に惚れ込んで、ボランティアでご参加頂いております。
『少年H』は、戦時下という厳しい状況の中で生きる少年と家族の姿を、「子ども目線でありのままに」描いた作品。世界的ベストセラー小説の待望の初の映画化となる本作原作者の思いでのひとつでもある、「子どもたちにも観てもらいたい」という双方のメッセージが合致し、今回の特別企画が実現いたしました。

オープニングセレモニーには豪華ゲストも登壇!

今年で21回目の開催となる本映画祭において、公開前の一般作品が上映されるのは今回が初めてです。
また、本映画祭のオープニングには、映画祭のチェアパーソンである戸田恵子さんとともに、『少年H』に出演した吉岡竜輝さん(肇役:12歳)花田優里音さん(好子役:8歳)の登壇も決定いたしました。

「21stキンダー・フィルム・フェスティバル」オープニングセレモニー概要
■日時:8月7日(水)13:00〜  
■場所:調布市グリーンホール(調布市小島町2-47-1)
■登壇者:戸田恵子、中山秀征、内田恭子、ルー大柴、吉岡竜輝、花田優里音 (予定)
※『少年H』の上映は15:00より(予定)※上映時間122分
※※21回目となる今年より、本映画祭では日本映画界の未来を担う人材の育成のために10歳〜18歳の映像作品のコンテスト、「ティーンズ・フィルム・コンペティション」を実施しております。

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執筆者

Yasuhiro Togawa