大人気ギャグコメディアニメ「秘密結社鷹の爪」の3年ぶりとなる劇場版最新作は、鷹の爪団が全宇宙の侵略をはかる悪の帝国と、機械生命体の惑星との宇宙戦争に巻き込まれてしまうというかつてない大スケール!そんな同作の公開日、副題、そしてゲスト声優がついに発表された。

地球に優しい世界征服を企む秘密結社・鷹の爪団。戦闘主任の吉田君の実家・島根でおみくじをひいたが全員「凶」で頭を抱える団員たち。一方、地球から遠く離れた機械生命体の惑星ゴゴゴは悪のネマール帝国に侵攻されていた。命からがら脱出したのはさえない中年男オキテマス・スマイルと娘のヨルニー。彼らの手に握られているのは伝説の救世主の居場所だった。予言に語られるその救世主は「青く輝く星に住む一人の尖がった耳の男」。そう、彼らが向かった先は、鷹の爪団の秘密基地だった…。

先日、「モンスターハンター4」とのコラボが発表された『鷹の爪GO』だが、公開日は「モンスターハンター4」の発売日前日の9月13日(金)に決定。「ウルヴァリン:SAMURAI」「許されざる者」など大作が同日に公開となる中で、本作は異色を放っている。また、公開日決定に合わせ、副題も仮題の「鷹の爪GO〜吉田、秘密結社やめるってよ(仮)〜」から、大王製紙の「エリエール消臭+(プラス)」とのコラボが正式決定し『鷹の爪GO〜美しきエリエール消臭プラス〜』となった。

さらに物語の重要な鍵を握るオキテマス・ヨルニー役として、ニューヨーク出身で第9回全日本国民的美少女コンテストでグランプリ・マルチメディアW受賞し、現在は雑誌「ViVi」の専属モデル、そしてCM、ドラマ、バラエティ、映画と幅広く活躍する女優・河北麻友子が声優初挑戦!頼りない父親オキテマス・スマイルとともに助けを求めて鷹の爪団がいる地球を目指すしっかりものの娘ヨルニーをどう演じるのかに注目が集まる。

河北はアフレコを終えて、「とにかく緊張しました。自分で大丈夫かなと思ったんですが、楽しかったです」と初めてのアフレコにも楽しんで臨めた様子。オファーをもらった時は「えっなんで麻友子!?と思いました」と驚いたようだが、自分で点数をつけると「大目に見て、“初めて”ということで80点です。残りの20点は結構何回か台詞を噛んでしまったので、そこがマイナス点ですね」とコメント。もしまた声優に挑戦するなら、「自分の実年齢と離れた子供とか、もっと試される役をやってみたい!」と答えた。映画を観る方に対しては「初声優の仕事なので、多めに見てほしいです(笑)。感動もあり、笑いもあり、誰が見ても楽しめる映画になっていると思います!」

監督のFROGMANは河北のキャスティングについて「今回演じてもらったヨルニーは天然ボケなところも持っています。河北さんに実際にお会いして話してみると、天然なところもあったのでグッドなキャスティングでした」と確信を持ったようだ。今回の映画については「幼稚園児からおじいちゃん、おばあちゃんまで楽しめる内容になっています。河北さんの天真爛漫な演技が、皮肉たっぷりな鷹の爪テイストに効いているので楽しんでもらいたいです」とコメントしている。

『鷹の爪GO〜美しきエリエール消臭プラス〜』は9月13日(金)より全国ロードショー。

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執筆者

Yasuhiro Togawa