2011年3月の香港映画祭を皮切りに、2012年8月のインドシネファン・フェスタまで、約1年半にも及ぶ地球一周の巡回上映を経て、映画『ミロクローゼ』がついに日本に逆上陸! アメリカのニューヨークアジア映画祭ではオープニング作品に選ばれ、主演・山田孝之が日本人初のライジング・スター・アワードを受賞。北米最大級の映画祭であるファンタジア・フェスティバルでも長編劇映画部門 最優秀監督賞含む4部門に輝くなど、世界中のシネフィルの熱烈な支持を集めてきた。
 コンテンポラリーでファッション性に優れた映像、リズミカルなカット割り、グルーヴィーなミュージック、異国情緒あふれる緻密な美術装置、ラストの絵巻を思わせる長回し。異様にしてキャッチーな『ミロクローゼ』は「何を、どう見せるか」にとことんこだわっており、そして生み出されたノンバーバル的なスタイルが世界の幅広い評価を獲得した。まるで音楽を聴くようなカジュアルな感覚で、この映画を楽しめるはずだ。

ポップ×アート×セクシー! 唯一無二の「石橋ワールド」

2012年11月24日よりシネクイントほか全国順次ロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa