禁断の純愛を描いた映画『真幸くあらば』が公開!
「あなたの脳内純愛が、ここから始まる。」——脳科学者 茂木健一郎
死刑囚と、その被害者の婚約者だった女のあいだの、互いに決して触れえない、死刑という期限付きの禁断の純愛を描いた映画『真幸くあらば』(製作:「真幸くあらば」製作委員会、制作:東北新社クリエイツ)の配給を、株式会社ティ・ジョイ(本社:東京都中央区銀座、代表取締役社長:岡田裕介)が行うことが決定いたしました。本映画は2010年1月9日(土)より、新宿バルト9ほか全国順次ロードショーの予定です。
主演を務めるのは、カンヌ映画祭でグランプリを受賞した『殯(もがり)の森』(2007、河瀬直美監督)で主演を務め、その後も『クライマーズ・ハイ』(2007年、原田眞人監督)、『ヤーチャイカ』(2008年、覚和歌子・谷川俊太郎監督)等、上質の映画でその存在感を発揮している尾野真千子と、モデルとして「Men’s non-no」、「POPEYE」、「VOGUE international」等の誌面を飾ってきた、今作が映画初主演となる久保田将至。二人のほか、弁護士役の佐野史郎、死刑囚役のミッキー・カーチス、テリー伊藤といった個性派・ベテランのキャストが脇を固めている。
製作は北野武、竹中直人、行定勲等、これまで多くの才能を見出し、監督に抜擢してきた奥山和由。本作も、奥山の抜擢により詩人・御徒町凧が初監督を務め、その才能を開花させている。御徒町は森山直太朗のほとんどの楽曲の歌詞を共作してきた、森山の盟友ともいえる存在だが、森山も今作、テーマ曲やエンディング曲を提供するだけでなく、自身初の音楽監督として、静謐さを湛えた映像を彩る、効果的な音世界を作り上げている。
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執筆者
Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa