この度、第34回トロント国際映画祭(2009年9月10日〜19日)にて、松山ケンイチ主演『カムイ外伝』が、特別上映作品に選ばれました。また、同じく松山ケンイチさん主演の『ウルトラミラクルラブストーリー』もディスカバリー部門での上映が決まり、松山ケンイチ主演の2作品が公式上映されることが決定いたしました。
松山ケンイチさんは、昨年開催された第33回トロント映画祭において、主演の『デトロイト・メタル・シティ』が上映され、レッドカーペットイベントに参加しています。映画祭、上映部門、ならびに、崔洋一監督と松山さんからのコメントは以下の通りです。

■トロント国際映画祭
北米で最も重要視される映画祭。1976年に創設。ノンコンペ映画祭としてFIAPF(国際映連)の認可を受けている。毎年300本以上の作品が上映され、日本からは昨年9作品が上映された。また併設されるマーケットへの注目度も年々高まっており、バイヤーも数多く集まる。(UNIJAPAN情報)
カンヌ、ベルリン、ベネチアと並び4大映画祭の一つで、オスカー・レースの始まりとなる重要な映画祭となっている。ノン・コンペティションである為、観客賞(ピープルズ・チョイス・アウォード)が最高賞である。日本の作品では2003年に『座頭市』(北野武監督)が受賞している。(Wikipedia情報)
全体300作品の中で、Special Presentation部門で上映される作品は20作品程度。カンヌ国際映画祭のコンペ部門で上映された作品も数多く選出される。

■上映部門ならびに作品情報
「カムイ外伝」(9月19日公開)
部門【Special Presentation】:注目を集める、世界中の主要な俳優や監督の作品の上映部門。日本からは、昨年、是枝裕和監督の『歩いても歩いても』が上映された。

■喜びのコメント

「カムイ外伝」崔洋一監督
いよいよ海を越えて、カムイが北米大陸まで進撃です。NINJAではない本物の忍びの闘いを観てもらうことにワクワクしています。カムイの孤独、そして人間愛を世界中の人々に知ってもらいたいと思います。

松山ケンイチさん
映画祭に招待される事とても嬉しく思っています。
一番に崔洋一監督、横浜聡子監督、におめでとうと言いたいです。そして作品に関わるスタッフキャスト全員が喜んでると思います。
僕個人としては去年初めて映画祭に参加させてもらってとても楽しい思い出があります。

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執筆者

Yasuhiro Togawa