「春の叙勲」で、旭日中賞を受章したクリント・イーストウッドが、7月22日午後2時(日本時間7月23日午前7時)よりロサンゼルス日本国総領事にて開催の表彰式に参加!

今年の4月29日(水)に発表された春の叙勲で、「映画製作を通じた日本とアメリカ合衆国との相互理解の促進に寄与」として旭日中賞を受章したクリント・イーストウッド(1930年5月31日生)が、この度、ロサンゼルスの総領事公邸にて下記日程で開催される表彰式に参加することが決定いたしました。
下記が受章したイーストウッド監督のコメントとなります。また、イーストウッド監督最新作『グラン・トリノ』のDVD&Blu−rayリリースも9月16日に決定!

<表彰式概要>
日時:2009年7月22日午後2時より午後3時30分(日本時間:7月23日午前7時より午前8時30分)
場所:ロサンゼルス日本国総領事公邸

<旭日中賞受章 伝達式のクリント・イーストウッド監督コメント>
今回の受章、本当にありがとうございます。日本政府とファンに深く感謝いたします。『硫黄島からの手紙』『父親たちの星条旗』は戦争が一般の人々に何をもたらしたのかを伝えるため製作しました。我々と日本国との間に平和が長く続いていることをありがたく思います。ただ映画つくりを楽しんでいるだけです、(撮りたい)テーマがなくならない限りは撮り続けるでしょう。これからも作品を通じて、映画のメッセージが伝わってゆくことを心より願っています。
クリント・イーストウッド

9.16 Blu-ray and DVD レンタル/オンデマンド同時開始!

クリント・イーストウッド最新作『インビクタス』(原題)
2009年12月11日北米公開、2010年2月 日本公開決定!

カリフォルニア州、バーバンク——ワーナー・ブラザース映画は、南アフリカを舞台にしたクリント・イーストウッド最新作『インビクタス』の公開を北米では2009年12月11日、その他の地域では2010年上半期に決定したことを発表した。

4つのアカデミー賞®(『許されざる者』(02)作品賞・監督賞、『ミリオンダラー・ベイビー』作品賞・監督賞)に輝いたクリント・イーストウッドが監督を手掛け、同じくアカデミー賞®俳優モーガン・フリーマン(『ミリオンダラー・ベイビー』『ダークナイト』)とマット・デイモン(『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』、『ボーン』シリーズ)が主演を務める。

『インビクタス』(原題)は、ネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)が南アフリカのラグビーチームのキャプテン(マット・デイモン)と力を合わせ、南アフリカをひとつの団結した国へと成長させていく実話を元にしたストーリー。新しく就任したマンデラ大統領は、アパルトヘイトによって国民の間に人種差別と経済格差が残されていることを痛感する。そんな中、スポーツという世界共通言語で国民をひとつにすることができると信じるマンデラは、弱小だった南アフリカラグビーチームを立て直す決意をする。その結果、1995年のラグビーワルドカップで南アフリカチームは劇的な快進撃を見せることになる。

『インビクタス』(原題):ワーナー・ブラザース映画、スパイグラス・エンターテインメント提供。クリント・イーストウッド、ロリ・マクレアリーならびにマクレアリーとフリーマン経営のレベレーションズ・エンターテインメント、イーストウッドの長年の制作パートナーであるロバート・ロレンツ率いるマルパソ・プロダクションズ、メイス・ニューフェルドのメイス・ニューフェルド・プロダクションズが製作。脚本は南アフリカ出身のアンソニー・ペッカム。ジョン・カーリン原作「Playing the Enemy」に基づく。製作総指揮はモーガン・フリーマン、ティム・ムーア、スパイグラス・エンターテインメントのゲイリー・バーバー、ロジャー・バーンバウム。
撮影のトム・スターン、美術のジェームズ・J・ムラカミ、編集のジョエル・コックス、ゲイリー・D・ローチ、衣装のデモラ・ホッパーといったスタッフ陣がイーストウッドの元に再集結する。

『インビクタス』(原題)の撮影はすべて、南アフリカのヨハネスブルグとケープタウン並びにその周辺で行われた。日本公開は2010年2月を予定。

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http://data.cinematopics.com/?p=47285

執筆者

Yasuhiro Togawa