フランスを中心としたヨーロッパで絶大な支持を受け“韓国のゴダール”、“エリック・ロメールの従弟”と評される映画界きっての奇才、ホン・サンスが映画の舞台を初めてフランス・パリに移し、洗練されたセリフのやりとりに一層磨きをかけ、ウッディ・アレン作品やルビッチ作品を思わせる、軽やかな恋の物語を作りあげました。

2008年ベルリン国際映画祭コンペティション部門で上映されるやグランプリ候補の筆頭と称され、「コンペティション出品作の中で最も楽しめる作品のひとつ」(SCREEN INTERNATIONAL)、「生き生きとした、自由で軽妙な、魅力あふれる映画、現代では稀な傑作!」(テレラマ)と各国メディアから大絶賛を浴びた話題作『アバンチュールはパリで』(原題「Night and Day」)が、今秋、シネカノン有楽町2丁目にて公開することが決定いたしました。

旅先のパリで出会ったユジョンにひとめで恋に落ちた画家・ソンナムと、パリ在住の画家志望の魅力的な女性・ユジョン。恋の街・パリを舞台に、ふたりの恋のゆくえが、ウィットに富んだ会話で軽やかに綴られる小粋なロマンス・コメディです。

2008年ベルリン国際映画祭コンペティション部門正式出品
2008年第28回韓国映画評論家協会最優秀作品賞、最優秀脚本賞
2008年第17回釜日映画賞最優秀作品賞

2009年今秋、シネカノン有楽町2丁目他、全国順次ロードショー!!

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執筆者

Yasuhiro Togawa