これは人為的な事故なのか。
それとも宇宙からの警告なのかー。

約10年前となる1998年11月、ロシアが闇に葬ったとされる宇宙計画”アルマズ・プロジェクト“。あらゆる手段を使って情報を集めても、打ち上げた事実を述べる程度のものしか公開されていない。謎多きアルマズ号には当初から様々な噂が存在したが、ロシアの情報筋はその全てを否定してきた。本作は、その計画の存在を証明し、悲劇の最後までをも収録した映像を編集したものである。脱出不可能な閉鎖された空間で、正気を失っていく乗組員たち。彼らに何が起こり、宇宙船はなぜ管制との交信を絶ったのか。そしてロシアがこの計画を隠し続けた理由とはなんだったのか。もはや”映画“とは呼べない、地球を震撼させる映像が、世界に先駆け日本で公開される。

‘アルマズ号’とは
アルマズ号とはソビエト連邦が開発した宇宙ステーション。本来は“サリュート”と呼ばれるが、軍事目的として打ち上げられたものを特にアルマズ(もしくはアルマース)と呼んだ。1970年代初頭の開発から7号まで打ち上げられ、1980年代後半には終了したとされている。

『アルマズ・プロジェクト』が6月6日(土)に新宿バルト9ほか全国にて公開することが決まりました。世界初公開です。

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執筆者

Yasuhiro Togawa