2009年2月20日、カリフォルニア州、バーバンク −全米興行収入で目覚しい記録突破を成し遂げ、さらに海外でも好成績を維持しているワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズとレジェンダリー・ピクチャーズの『ダークナイト』は、全世界興行収入で累計10億108万2,160ドルを記録し、10億ドルの壁を突破した。アメリカ国内配給担当のダン・フェルマン代表と世界配給担当のヴェロニカ・クワン・ルビネク代表が本日正式に発表した。
『ダークナイト』は、ワーナー・ブラザーズ作品の世界興行収入記録を塗り替えた。また、全米歴代興行収入2位、全世界歴代興行収入4位を記録した。IMAX興行ではIMAX-2Dデジタル・リマスター版としてはアメリカ国内興行収入で4,960万ドル、全世界興行収入でも6,490万ドルを達成し、全米でも全世界でも歴代1位を記録した。
『ダークナイト』は、第81回アカデミー賞で、ジョーカー役として好評を博した故ヒース・レジャーが、助演男優賞を受賞し、音響編集賞と合わせて2部門を受賞した。故人のアカデミー賞受賞は、史上二人目の快挙である。

ダン・フェルマンよりコメント:「オープニングの週末から記録を突破し、その後興行の勢いがとまらない『ダークナイト』は前例のない快挙を果たしており、我々は誇りに思っている」。「映画史上歴史的な偉業を成し遂げた製作者、キャスト、スタッフに敬意を表したい」。
ヴェロニカ・クワン・ルビネクよりコメント:「クリストファー・ノーランは、海外で『バットマン』シリーズを新しい段階へ変えてくれた」。「『ダークナイト』は世界中のファンから愛され、『バットマン』シリーズのどの過去作品と比べても、その2倍以上の興行成績を達成している」。

ワーナー・ブラザーズ映画提供、レジェンダリー・ピクチャーズ提携、シンコピー制作、クリストファー・ノーラン作品、「ダークナイト」。クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ヒース・レジャー、ゲイリー・オールドマン、アーロン・エッカハート、マギー・ギレンホール、モーガン・フリーマン出演。ジョナサン・ノーランとクリストファー・ノーラン脚本、クリストファー・ノーランとデイビッド・S・ゴイヤー原案でクリストファー・ノーランが監督をつとめる。エマ・トーマス、チャールズ・ローブン、クリストファー・ノーラン製作、ベンジャミン・メルニカー、マイケル・E・ウスラン、ケビン・デ・ラ・ノイ、トーマス・タル製作総指揮。『ダークナイト』は、DC コミックスから出版されたコミック刊の登場人物を原案としている。バットマンはボブ・ケインによって作られたキャラクターである。『ダークナイト』は全世界のIMAXシアターにて、ワーナー・ブラザーズ・エンターテイメント・カンパニーの傘下にあるワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズにより配給されている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa