昨夏公開され大ヒットを飛ばした映画『デトロイト・メタル・シティ』(主演・松山ケンイチ、監督・李闘士男)の巨大看板が東京屈指のオシャレスポットである、渋谷PARCO壁面に登場した。

2月13日の金曜日に発売されるDVDと原作コミック最新7巻、2月11日に発売される、劇中歌を収録したCD及びミュージッククリップ集DVDの4枚のPR看板だが、オシャレな通行人を挑発するポーズのクラウザーさんの額には1文字ずつ「必勝祈願」と刻印されており、就職活動中の学生や受験生、バレンタインデーを前に本命チョコを渡そうとしている女性たちの間で「試験前にとても励まされた」「クラウザーさんに願を掛ければ恋が実りそう」と早くも話題を呼んでいる。

その看板が見下ろすスペイン坂には期間限定でクラウザーさんのポスターも登場(2月14 日まで)。「買え」という直球のものから「べえべえ」という意味深なものまで、11種類のキャッチコピーで、こちらも気に入ったコピーの入ったポスターの前で記念写真を撮影する熱狂的なDMCファン=DMC信者が後を絶たない。

「デトロイト・メタル・シティ」DVDの「スペシャル・エディション」、限定版の「メタルモンスターBOX」に収録されているメイキング・ドキュメンタリー「ドキュメント・メタル・シティ」は、2007年に公開され、カルト的な人気を博したドキュメンタリー映画「童貞。をプロデュース」を監督した松江哲明が「DMC」の撮影現場に完全密着。白熱の撮影現場と、クラウザーII世と根岸崇一の二つのキャラクターを完璧に演じ分けた松山ケンイチの素顔に極限まで迫った80分以上の独立作品。

松山扮する「悪のカリスマ」クラウザーII世が、映画の撮影の裏側で、「童貞。をプロデュース」にも出演した「童貞2号」の青年との交流を通じて、青年の魂を救っていたという、初めて公開されるエピソード。本編とは別に撮影された未公開映像を中心に構成されており、これまで、その内容について様々な憶測を呼んでいたが、想定を上回る衝撃のドキュメントに仕上がっている。
東宝では「一つのコンテンツとして充分に勝負できる完成度」と本ドキュメントの出来ばえに自信満々の様子だ。

DMCメイキング班が「デトロイト・メタル・シティ」公式ブログをジャック中!!
DMCの裏の裏< http://blogs.yahoo.co.jp/dmc_blog

【2009年2月13日発売】
『デトロイト・メタル・シティ <完全限定生産 メタルモンスターBOX>』TDV19019D 3枚組 \9,240 (税込)
『デトロイト・メタル・シティ スペシャル・エディション』TDV19018D 3枚組 \7,140(税込)
『デトロイト・メタル・シティ スタンダード・エディション』TDV19017D \3,990(税込)

発売元・販売元/東宝
■公式サイト:http://www.go-to-dmc.jp
©2008「デトロイト・メタル・シティ」製作委員会

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執筆者

Naomi Kanno