本年度アカデミー賞外国語映画賞ドイツ代表作品『バーダー・マインホフ・コンプレックス(原題)』(ムービーアイ配給、2009年、シネマライズ他全国公開)が、1月22日(日本時間同日)、第81回アカデミー賞外国語映画賞ノミネートを果たしました。
 本作は同じく同賞ノミネートの日本代表作品『おくりびと』の対抗馬として注目されており、ドイツ映画としては第79回アカデミー賞外国語映画賞受賞作『善き人のためのソナタ』以来のノミネートとなっております。

【イントロダクション】
銀行強盗、爆破、誘拐、暗殺—。
 1970年代、ありとあらゆる犯罪に手を染め、欧州全土を震撼させた、ドイツの極左過激派集団”バーダー・マインホフ・グループ”。
 のちにドイツ赤軍として知られるこの集団の創始者、アンドレアス・バーダー、ウルリケ・マインホフの出会い、そしてバーダー・マインホフ一派の隆盛と衰亡を描き切る。彼らが思い描いた理想とは?そして彼らがたどった運命とは一体・・・。
 ドイツ映画界最高のスタッフ、キャストを揃え、鬼才ウリ・エデルと大プロデューサー、ベルント・アイヒンガーが全世界に問う、ドイツ映画史上最大規模の超大作、是非ご注目下さい。

キャスト:マルティナ・ゲデック(『善き人のためのソナタ』、『グッド・シェパード』)、モーリッツ・ブライプトロイ(『ミュンヘン』)、ヨハンナ・ヴォカレク(『ヒランクル』)、ブルーノ・ガンツ(『ヒトラー 最後の12日間』、『ベルリン 天使の詩』)他
監督:ウリ・エデル(『ブルックリン最終出口』、『BODY/ボディ』)
製作/脚本:ベルント・アイヒンガー(『ヒトラー 最後の12日間』、『パフューム ある人殺しの物語』)
原作:シュテファン・アウスト著「The Baader Meinhof Complex」

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執筆者

Naomi Kanno