かつて宇宙飛行士だったチャーリー・ファーマー(ビリー・ボブ・ソーントン)は実家の農家を継ぐこととなり、彼の宇宙へ行く夢は挫折したかに見えた。しかし彼はずっと諦めていなかった。自分が作ったロケットで、自分の農場から宇宙へ行くことを誓ったのだ。彼を支えているのは、妻のオーディ(ヴァージニア・マドセン)と3人の子供たち。家族と共に全てを投げ打って着々と宇宙飛行の準備をしていたが、FBIやCIAに危険人物として目を付けられてマスコミが殺到し、<スペース・カウボーイ>は世間の注目を集めることとなってしまう。彼は追い続けた自分の夢のために、愛する家族のために、本当に宇宙に行くことが出来るのか・・・?
監督はデビュー作「ツイン・フォールズ・アイダホ」で注目された双子のポーリッシュ兄弟のマイケル・ポーリッシュ。初のメジャースタジオでの作品となった本作は、これまでになく真っ直ぐな男を演じたビリー・ボブ・ソーントン、大きな愛で家族を包む”母べえ”にヴァージニア・マドセン、「アルマゲドン」以来の宇宙モノに友情出演のブルース・ウィリスなど個性的なキャストが勢揃い。
今年はNASAでの日本人宇宙飛行士の搭乗が続々と予定されている、まさに”宇宙イヤー”。来年には民間での宇宙旅行も実現しそうな昨今、途方もなく大きな夢を見た男とそれを支える家族に一歩踏み出す勇気を貰える、爽やかな季節に相応しい感動作です!

「庭から昇ったロケット雲」
7月5日(土)より、日比谷シャンテ シネ・シネマート新宿での公開決定!

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