幕末の混乱期、新しい時代を切り開くために命をかけてイギリスに旅立ち、後に“長州ファイブ”と呼ばれた、伊藤博文・井上馨・井上勝・遠藤謹助・山尾庸三。この五人の志士の活躍を描き、2月10日から全国順次ロードショー中の映画『長州ファイブ』がこの度、第40回ヒューストン国際映画祭に出品され、レミアワードグランプリ(最優秀賞)を受賞いたしました。
ヒューストン国際映画祭は北米でサンフランシスコ国際映画祭、ニューヨーク国際映画祭に次いで歴史のある国際映画祭で、本年度のエントリーは37カ国からの4,500作品。 4月29日の受賞式には、五十嵐匠監督他製作関係者も参加し、現地で祝福を受けました。

<STORY>
1853年にペリー率いる黒船が浦賀に入港して以来、日本は開国か攘夷かで揺れ動いていた。そんな中、近代国家を目指し、国禁を犯して英国に密航した五人の志士『長州ファイブ』。渡英後、五人はロンドン大学で学びながら、造幣、造船、鉄道などを貪るように見聞きし、英国の最新技術や知識を会得していく……。監督に『地雷を踏んだらサヨウナラ』の五十嵐匠、主演に松田龍平を向かえ、無骨で、静かな熱を帯びた本作品は、現代人に鮮烈な印象を与え、若者たちを鼓舞するだろう。

【キャスト】松田龍平/山下徹大/北村有起哉/三浦アキフミ/前田倫良/山下徹大/寺島進/原田大二郎/泉谷しげる
【監督・脚本】脚本:五十嵐匠
2006年/日本/カラー/ヴィスタ/ドルビー/119分  
http://www.chosyufive-movie.com

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