原作誕生以来40年、テレビドラマや映画など幾度となく映像化されてきた筒井康隆の名作「時をかける少女」が、2006年夏、新たな構想のもとに劇場用アニメーション映画『時をかける少女』となって帰ってきます。

 主人公は17歳の少女・紺野真琴。他人の恋には前向きで、自分の恋には後ろ向き、そんな少女がタイムリープ(時間跳躍)を覚えてしまったら…。本作では、新たな物語、新たなキャラクター、そして新たな結末で、2006年版『時をかける少女』を創出します。

 監督は、『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』などを手がけ注目を集める気鋭のアニメーション作家・細田守。脚本は『学校の怪談』で日本アカデミー賞を受賞した奥寺佐渡子がアニメーションのシナリオに初挑戦。キャラクターデザインには当代一の絵師、『新世紀エヴァンゲリオン』の貞本義行、美術監督は『もののけ姫』の山本二三が担当。
また、アニメーション制作はクオリティの高い作品を生み出してきたマッドハウス、と最高のスタッフが結集しました。

 声の出演には、約200名超のオーディションで選ばれたヒロイン・紺野真琴役に仲 里依紗、真琴の男友達・間宮千昭役に石田卓也、津田功介役に板倉光隆、真琴の後輩・藤谷果穂役に谷村美月、真琴の友人・早川友梨役に垣内彩未、真琴の妹・美雪役に第一回ミス・フェニックス準グランプリ受賞者の関戸優希、さらに原作のヒロインであり、新たな設定のもとに登場する芳山和子役には原沙知絵を擁します。

配給:角川ヘラルド映画

★2006年夏休みロードショー