96分の衝撃! ラスト2分の陶酔!
一組の男女とその元恋人がたった一夜にして辿る“取り返しのつかない悲劇”

 モニカ・ベルッチ、ヴァンサン・カッセル主演、ギャスパー・ノエ監督作『アレックス』。2002年のカンヌ国際映画祭で最大の衝撃作と噂された本作が、いよいよ2月8日(土)に公開を迎えます。

 本作の世界初上映となった2002年のカンヌ国際映画祭では、途中退場者も目立ちながら、ラストシーンまで観た観客は惜しみない拍手を送り、その後全仏283館公開で3位の大ヒットを記録。イタリア、ベルギー、スイスでも驚異の動員を記録しました。主人公の女性の名はアレックス。『時計じかけのオレンジ』のアレックスと同じ名前。キューブリック監督が単純な非暴力の世界に終わりを告げ、まさしくたった一人の人間の気ままな暴力の存在を訴えた『時計じかけのオレンジ』から30数年の時を経て、本作は徹底した暴力描写の裏に秘められた人間の尊厳と愛の不条理を映し出した作品です。

 主演アレックス役で、女優生命を賭けて壮絶なレイプシーンを演じるのは『マレーナ』、そして次回作『マトリックス・リローデッド』に出演し、世界で最も美しい女優と讃えられるモニカ・ベルッチ。アレックスの恋人、マルキュス役は『ドーベルマン』『クリムゾン・リバー』『ジェヴォーダンの獣』のヴァンサン・カッセル。脚本、撮影、編集、監督はギャスパー・ノエ。『カルネ』、『カノン』でカンヌ国際映画祭批評家週間賞を連続受賞した鬼才。音楽はDAFT PUNKを結成し、数々のスーパーヒットを世に送りつづけているトマ・バンガルテルが担当。ラストシーンではベートーベン作曲「交響曲第7番イ長調 作品92番」が映像と共に強烈な印象を残します。

 “時はすべてを破壊する” 本作はこの一言から始まり、この言葉で終わります。映画史上類を見ないほどの凄まじいバイオレンス。しかし、本作は私たちの心を乱し、なおかつ涙がでる程の感動を与えることでしょう。

 さて本作の公開に先駆けて、『アレックス』のオフィシャルサイトがオープン致しました。本作の予告編やストーリー、キャスト、スタッフ紹介などの詳細な作品情報に加え、製作時のエピソードを含む「プロダクション・ノート」をご覧頂けます。また、昨年11月1日(金)、東京ファンタスティック国際映画祭初のシークレット上映・クロージング作品として上映された本作。期間限定で開設したBBSには多くの書き込みが寄せられました。そこで、一切の予備知識もないまま作品を観た方々の貴重なご意見を、一部抜粋して「スニーク・プレビュー」にてご紹介しております。公開直前には再度「BBS」の立ち上げを予定。観客の皆さまの意見交換の場を、オフィシャルサイト上で展開いたします。

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               『アレックス』は
        2月8日(土)より、全国拡大ロードショー!
           http://www.alexmovie.jp/
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