東宝がパラマウント・ピクチャーズとバッド・ロボットと共同開発を進めている『君の名は。』実写映画について監督がマーク・ウェブ(『(500)日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン」』)に確定したことをご報告いたします。ハリウッド版実写映画は、バッド・ロボットのJJエイブラムスとリンジー・ウェバーがプロデュースを担当し、脚本は『メッセージ』で2017年度アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが手がけます。アニメ版映画のプロデューサー川村元気が今作でもプロデューサーとして参加しています。尚、本作は、東宝の共同製作・リメイク専門チームによる日本のIPを元にした海外との協業の一つで、当社が日本国内の配給を担います。また、製作スケジュール、公開日、タイトル、キャスト共に未定です。

【プロデューサー:川村元気コメント】
『君の名は。』のハリウッドでの実写映画化において、われわれが第一希望としていたマーク・ウェブ監督が決定したことに興奮しています。『(500)日のサマー』に代表されるラブストーリーの名手であるマーク・ウェブ監督が、この作品を新しい切り口でさらなる高みに連れて行ってくれることを確信しています。プロデューサーにJJエイブラムス、脚本にエリック・ハイセラー、そして監督にマーク・ウェブと最強のチームが完成したと思っています。

【ストーリー】
ハリウッド版では、田舎に住むネイティブアメリカンの少女とシカゴに住む少年が、お互いの体が入れ替わる不思議な現象を体験することから物語は始まる。そして来るべき災害を予知したふたりは、その命を救おうと相手に会いにゆく・・・

【マーク・ウェブ】
1974年アメリカ生まれの44歳。主な監督作品に『(500)日のサマー』(2009)、『アメイジング・スパイダーマン』(2012)、『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)、『gifted/ギフテッド』(2017)等がある。

パラマウント・ピクチャーズについて
パラマウント・ピクチャーズは、米国の映画製作・配給会社であり、ハリウッド6大メジャースタジオの1社。現在の親会社は米ケーブル局大手のバイアコム。『ミッション:インポッシブル』シリーズ、『トランスフォーマー』シリーズなどのフランチャイズで知られる。

バッド・ロボットについて
バッド・ロボットは、映画監督・プロデューサーであるJJエイブラムスが所有する米国の映像制作会社。映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『ミッション:インポッシブル』シリーズ、テレビシリーズ『LOST』『FRINGE/フリンジ』などで知られる。
『君の名は。』(2016年)参考資料                                         


【作品概要】
劇場公開日:2016年8月26日(金)
上映時間:107分
原作・脚本・監督:新海誠
作画監督:安藤雅司
キャラクターデザイン:田中将賀
音楽:RADWIMPS
主題歌(いずれも 作詞・作曲:野田洋次郎):RADWIMPS「夢灯籠」「前前前世(movie ver.)」
「スパークル(movie ver.)」「なんでもないや(movie ver.)」
声の出演:神木隆之介/上白石萌音/長澤まさみ/市原悦子
製作:「君の名は。」製作委員会
制作プロダクション:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給:東宝
【成績】
国内観客動員 :1928万人(2018年12月時点) 
国内興行収入 :250.3億円(2018年12月時点)邦画興行収入歴代ランキング2位※興行通信社調べ
全世界興行収入:約400億円 ※東宝調べ2018年12月時点
        週末映画ランキング7冠(日本・台湾・香港・タイ・中国・韓国・ベトナム)
【主な受賞歴】
第20回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞
第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞/優秀監督賞/最優秀脚本賞/最優秀音楽賞
第59回ブルーリボン賞 特別賞
第71回毎日映画コンクールアニメーション映画賞
第41回報知映画賞 特別賞
第29回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 監督賞
第26回日本映画批評家大賞 アニメ部門 監督賞
第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門最優秀長編作品賞
第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞アニメ映画賞

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