平素よりお世話になっております。このたび、オール外国人キャスト、全編フランス語で撮りあげた黒沢清監督初の海外進出作品となる、
最新作『ダゲレオタイプの女』が10月15日(土)からヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開となります。
本作の公開を記念し、主演のタハール・ラヒムが急きょフランスから来日することが決定!
9月15日(木)に主演のタハール・ラヒム、黒沢清監督の舞台挨拶付きプレミア上映会を行うことが決定しました!

本作は、『岸辺の旅』で2015年カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞受賞、本年度のベルリン国際映画祭『クリーピー 偽りの隣人』正式出品、
また、今年6月には米アカデミー会員にも選出されるなど、世界で高い評価を受けている黒沢清監督の最新作。
世界最古の写真撮影方法“ダゲレオタイプ”を軸に、芸術と愛情を混同した写真家の父の犠牲になる娘と、
“撮影”を目撃しながらも娘に心を奪われていく男の、美しくも儚い愛と悲劇の物語を描き出しました。

主役のジャンを演じ、今回、初来日を果たすのはフランスの俳優タハール・ラヒム。ジャック・オディアール監督の『預言者』(09)の主役に抜擢され、
セザール賞で主演男優賞と有望若手男優賞をダブル受賞、さらにヨーロッパ映画賞を受賞し、『パリ、ただよう花』(11/ロウ・イエ監督)、
『ある過去の行方』(13/アスガ−・ファルハディ監督)、『サンバ』(14/オリヴィエ・ナカシュ&エリック・トレダノ監督)、
『消えた声が、その名を呼ぶ』(14/ファティ・アキン監督)などに出演、名匠からオファーが絶えないフランスを代表する実力派俳優。
自身も黒沢清監督のファンであるタハール・ラヒムに、今回監督の初海外進出作品の主役に抜擢された経緯や、
撮影現場でのエピソードなど、出演した俳優だからこその視点で「黒沢清監督の海外進出」について語ってもらいます!

また、黒沢監督にも、単身フランスに乗り込み撮影したエピソードや、本作が正式出品されワールドプレミアとなる
トロント国際映画祭(9月8日から開催)での手ごたえなどもお話し頂きます!チケット販売は、9月1日(木)から。
是非、この機会にひとあし先にご鑑賞ください。

<舞台挨拶付プレミア上映会 開催概要>
【日時】9月15日(木) 18:15頃開場予定 18:30開演 ※上映前舞台挨拶 
【会場】ヒューマントラストシネマ渋谷(シアター1) 【登壇者(予定)】タハール・ラヒム、黒沢清監督
【料金】特別料金2,000円(税込)均一
※特別興行の為、前売鑑賞券、各種招待券、株主招待券、その他割引等はご利用いただけません。
※チケットはお一人様4枚まで購入可能です。

【チケット販売】ヒューマントラストシネマ渋谷にて販売
●オンラインチケット販売:9月1日(木)0:00〜上映開始時刻の一時間前迄
(http://human-shibuya.ttcgreserve.jp/htsy/schedule/)
●劇場窓口販売:9月1日(木) 劇場オープン時間より販売開始
※オープン時間は決まり次第、上映スケジュールページに掲載いたします。
※窓口の営業時間は当館開館時刻から最終回上映開始時刻までとなります。
※オンライン販売で予定枚数に達した場合は劇場窓口での販売はございません。
【お問合せ】ヒューマントラストシネマ渋谷 03-5468-5551(混雑時及び営業時間外は自動音声案内)

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執筆者

Yasuhiro Togawa