『午前十時の映画祭7』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』がヒット!土日動員新記録を達成!

4月2日(土)から全国55劇場でスタートした「午前十時の映画祭7」(主催:一般社団法人 映画演劇文化協会)。16週目終了までに17万4,040人を動員し、17週目となる7/23(土)からは、マイケル・J・フォックス主演のタイムトラベルSF『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)がスタート。23(土)、24(日)の土日2日間で9,939人を動員し、これまでの土日動員記録である初年度2010年3/6(土)と7(日)2日間の5,860名(全国25劇場)、デジタル上映に移行してからの、今月7/16(土)、17(日)の『アマデウス/ディレクターズ・カット』『ドクトル・ジバゴ』の土日動員4,901名を大幅に更新する新記録を達成した。
7年目となる映画祭では初の試みとして、夏休み特別企画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作の週替わり一挙上映を実施中。通常は全国55劇場を2系統に分けて2作品を上映しているが、この3週間に関しては全55劇場で『バック・トゥ〜』シリーズを一斉上映。劇場サイドの期待も高く、13劇場では午前十時から以外にも複数回上映を実施。中でも立川シネマシティでは重低音を増強し、音響の専門家に調整を依頼した【極上爆音上映】を行い、土日ともに各三回の上映で総動員数1,746人、全国トップ動員を記録した。
SNS上の若い映画ファンたちの盛り上がりも群を抜いており、ツイッターには、■満員の劇場での『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。劇場でかかるたびに来てるような…笑。日頃は食べないポップコーン片手に大喝采。気分は一気にBack to the Youth。2と3も楽しみ!■映画館で観ることの何がいいって、大画面や音響もいいんだけど、やっぱり見ず知らずの人達と感動を共有するのがいいんだよ。映画が終わって拍手が沸き起こった時に、みんな「バック・トゥ〜最高だぜ!」って思っていたんだ。この熱気は家では味わえない。■「バック・トゥ・ザ・フューチャー」友の会の集まりには、デロリアン実車で駆けつけられた方も。独特のシルエットはもとより、エンジン音が映画のまんまでヤバい。など、映画祭とは関係なく「友の会」によるイベントも行われており、土日のツイッター・タイムラインは、「ポケモンGO」と『バック・トゥ〜』の熱い書き込みで埋め尽くされていた。その他の書き込みでも、TVでは何度も見たことがあったが、劇場でぜひ見たかったという若者の意見が多く、30年以上前の作品でありながら、年令を問わず幅広いファンに支持されている作品と実感された。
●『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』は8/6(土)から12(金)まで全国55劇場で上映され、引き続きの好稼働が期待される。
◆「午前十時の映画祭7 デジタルで甦る永遠の名作」
【実施概要】
〇開催期間:2016年4月2日(土)〜2017年3月24日(金) 全51週
〇開映時間:毎朝10時開映 (※劇場によっては複数回上映もあり)
○上映期間:1作品につき2週間上映、もしくは1週間上映 〇開催劇場:全国55劇場
〇上映作品:全29作品(※新規セレクト作23本(うち日本映画4本)+再上映人気作6本)
◆主 催:一般社団法人 映画演劇文化協会
執筆者
Yasuhiro Togawa