GACKT が 14 年ぶりに主演を務める映画「カーラヌカン」(監督:浜野安宏)の撮影を兼ねたイベント「ニライカナイ海の火祭り」が、沖縄県・海洋博公園エメラルドビーチにて開催されました。
当日は、約1000 名の観客が集まり、出演者による映画撮影とライブイベントが行われました。
映画撮影では、沖に出たサバニ(沖縄に古くから伝わる舟)がたいまつを掲げ、祭りの幕開けを飾るシーンや、祭り会場で行われるライブの様子などを撮影しました。

そして今年の 4 月に沖縄県内で開催された【島ぜんぶでおーきな祭 第 8 回沖縄国際映画祭 】にて、映画のヒロインの最終オーディションで合格した木村涼香(きむらすずか)が撮影に挑みました。

GACKT が演じる主人公・大山光が、祭り会場にまぎれているヒロインを探すシーンに臨んだ木村は、「舞台の上で演技をするのは新体操をしていたとき以来なのですごく緊張した。だけどすごく楽しかった」とにこやかに話しました。

また、出演者によるライブイベントでは、デビュー35 周年を迎えるジャズシンガー、マリーンがこの映画の主題歌「愛になれ」を初披露しました。

「沖縄のお客さんは自分と似て、感情をストレートに出してくれるから歌っていて楽しい。映画の公開をきっかけに、もっと多くの人に聞いてもらいたい」と話していました。
撮影に当たった浜野監督は、「この映画は 40 代に入って、真実の愛に目覚める男の姿を描いた話。沖縄の自然と豊かな文化がなければ、その愛の目覚めは描けなかったので、文明社会に疲れている人たちにぜひ見てほしい」と、映画の仕上がりに自信を見せていました。
映画は、2017 年の年明けに完成し、上映が予定されています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa