映画『君がくれたグッドライフ』一度きりの人生。あなたにとっての、そして大切な人のグッドライフとは—「愛する人にできること」をみつめる、いのちと向き合う5日間の旅。
年に1度、自転車で旅に出る一組の夫婦と仲間たち。ハンネスが決めた今年の行き先はベルギー。このハンネスの選択には、ある深い理由があった—。トロント、ロカルノなどヨーロッパをはじめ世界各国の国際映画祭で上映されるやいなや、尊厳死をテーマにした作品にもかかわらず、愛し合う夫婦と仲間たちの美しい旅に、あふれる涙と笑い声が響き「どのように死ぬかではなく、どう生きるかを描いた映画だ」と絶賛!本国ドイツでも数々の賞に輝いた話題作だ。不治の病を宣告されるハンネスを演じるのは、『ヴィンセントは海へ行きたい』でドイツ映画賞主演男優賞を獲得した国民的俳優、フロリアン・ダーヴィト・フィッツ。観る者全てが“もし自分なら”“自分の愛する人だったら”と問いかけずにはいられない、胸に迫るリアルな心情を見事に演じた。監督は、世界各国の映画祭で高く評価されているクリスティアン・チューベルト。
ヨーロッパの美しい風景を自転車で走り抜ける1組の夫婦と仲間たち。たとえ人生のゴールが近くても、喜びも悲しみも受けとめて愛すれば、希望の道がみえてくる— ハンネスのラストスパートを見届けた時、心の奥にやさしいメッセージを残すあたたかな物語。
5月21日(土)より、
ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAにてロードショー!
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執筆者
Yasuhiro Togawa