昨年10月に行われた「京都国際映画祭2015」にて、制作発表を行いました映画『任侠野郎』(監督:徳永清孝)が完成し、2016年6月4日(土)に全国順次公開される運びとなりました。
この作品は、日本テレビ放送網と吉本興業が共同制作した映画となります。男女を問わず幅広い世代から人気を集める漫画家・俳優の蛭子能収が、長編映画初主演を務めます。役どころは、かつて関東一円に名を響かせた元若頭、柴田源治(主人公)を演じています。過去と決別しようとしますが、義理と人情が絡んで次第にヤクザ同士の争いに巻き込まれてしまう。男としての意地を貫いたその先に待つものとは。。。
蛭子能収の男気溢れる、ビジュアルまでもがカッコいい、かつて見たことがないほどの迫真の演技は必見です。

そして、柳楽優弥、トリンドル玲奈、安田顕、大谷亮介、中尾明慶、やべきょうすけ、橋本マナミ北原里英(NGT48)、大悟(千鳥)、橘ケンチ(EXILE)、佐藤二朗ら超豪華個性派キャスト陣が脇を固めます。さらに、クライマックスへ向かう重要な場面で使用される挿入歌『任侠野郎』(作詞:福田雄一作曲:牧戸太郎)は、蛭子自らが歌唱し、雰囲気があり味わいのある歌声を披露しています。
また、今作品は公開に先駆け、4月21日(木)から24日(日)まで沖縄県内で開催される『島ぜんぶでおーきな祭第8回沖縄国際映画祭』への出品と舞台挨拶が予定されています。

<蛭子能収 本人コメント>
『今日は、蛭子能収です。このたび初めて映画の主役をやらせていただいて一応撮影は無事に終了しました。元若頭が現在はクレープ屋を経営しているという設定で、でも義理が絡んで悪いヤクザの組織へ殴り込みをかけ次々とやっつけてゆくという話です。高倉健さんみたいな役ですが、自分でうまくできたとは思っていません。温かい目で「どんな映画になってるんだ?」と疑問に思いつつも映画を観に来て頂けたら、ありがたいです。よろしくお願い致します。』

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執筆者

Yasuhiro Togawa