映画『火の山のマリア』マヤ族の娘マリアの「生」の力強さを描くヒューマンドラマ日本公開決定!
グアテマラ史上初の米アカデミー賞へのエントリーを果たした傑作が誕生!
2015 年ベルリン国際映画祭で新たな才能が誕生した。初長編『火の山のマリア』が銀熊賞(アルフレッド・バウアー賞)に輝いたグアテマラ出身のハイロ・ブスタマンテ監督である。その世界的評価を受けて、『火の山のマリア』はグアテマラ史上初のアカデミー賞外国語映画賞へのエントリーを果たした。監督が題材として選んだのは、自身が幼少期を過ごしたマヤ文明の地で力強く生きる先住民たち。現地の人々を役者として起用し、グアテマラが抱える社会問題を取り入れながら、ドキュメンタリーのような臨場感を持つ力強い母娘の物語を作り上げた。監督が実際に取材して知り得た事実も含まれ、矛盾を孕むグアテマラの今が浮き上がってくる渾身の 1 作。
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執筆者
Yasuhiro Togawa