映画『ピクセル』ゲームファン、映画ファンが“オタク”の活躍に大興奮!並み居るシリーズもの、原作ものを押しのけて、堂々の 1 位発進!
9月12日に公開初日を迎えた映画『ピクセル』が、先週1位の『テッド2』、同日に初日を迎えた『天空の蜂』など、並み居る強豪を抑え、週末の観客動員数139,339人、興行収入215,782,700円で、動員、興収ともに堂々の1位を獲得しました!
シリーズものやリメイク、原作ものヒットが目立つ今年の映画界では、オリジナルのユニークなストーリー設定の『ピクセル』の大ヒットは快挙と言えそうです。
1980年代に世界中で大流行した「パックマン」「ドンキーコング」をはじめとする日本発の大ヒットゲームが数多く登場する本作は、10代後半−20代の男女を中心としながら、実際に1980年代にゲームをプレイしていた30−50代の往年のゲームファン、またその年代の父と子の親子連れ、幅広い層を取り込み、成績を大きく伸ばしました。
2日間の内訳は以下の通りです。
9月12日(土) 68,163人 106,241,700円
9月13日(日) 71,176人 109,541,000円
キー:ローカル対比成績は35.6:64.4。字幕版:吹替版対比は40:60となってとおり、日本語吹替版声優を務めた柳沢慎吾さん、渡辺直美さんと、日本語吹替版主題歌「8ビットボーイ」をうたった三戸なつめさんの人気が功を奏したものと思われます。
さらに、3D字幕、吹替、2D字幕、吹替、IMAX3D字幕、4DX3D字幕、吹替と7フォーマットのうちもっとも高稼働だったのは3D吹替版で全体の36%を稼ぎ出しています。
12、13日に全国92館で実施したアンケートでは、『ピクセル』を鑑賞した97.8%の観客が「面白かった」と回答しており、来週のシルバーウィークに向けてますます口コミが広がっていくことが見込まれます。これまでに『ピクセル』が公開された、約80か国のインターナショナルマーケットで最も大きな興行収入を上げたのはブラジルの約14億円ですが、日本はそれを
上回る15億円を見込むスタートとなりました。
『ピクセル』の快進撃から、今後も目が離せません!
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執筆者
Yasuhiro Togawa