今年3月大阪アジアン映画祭でプレミア上映され連日満席となる盛況ぶりで大好評を博した『全力スマッシュ』が、10月10日(土)より日本公開いたします。この度、監督デレク・クォックとヘンリー・ウォンが敬愛してやまない漫画家・島本和彦さんより、本作へのコメントを頂戴いたしました。

『全力スマッシュ』は、5月に香港で公開されるや否や並み入る大作を抑えて、『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』に次ぐ初登場2位を記録。世界中で大ヒットを記録中の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を上回る成績を収めたこともニュースとなり、続編の企画が上がるほどの話題作です。

チャウ・シンチーがカンフーとサッカーを組み合わせるという奇想天外なアイデアを具現化し、香港映画の存在を世界に知らしめ、日本で興行収入30億円を超える空前の大ヒットとなった『少林サッカー』(01)から13年。ついに今年、バドミントンを題材にした新たなスポーツコメディが登場!監督は奇しくも、前作『西遊記 はじまりのはじまり』でチャウ・シンチーと共同監督&脚本を務めたデレク・クォック。そしてビジュアル・エフェクトの第一人者ヘンリー・ウォンとのコンビ。ワケあり中年軍団が青春を取り戻す、熱血バドミントン・コメディが、いよいよ公開!

 そしてこの度、日本のアニメや漫画が大好きという“オタク”な監督ふたりが本作でも参考にしたという漫画家・島本和彦さんのコメントが到着!そのコメントからは、『逆境ナイン』や『アオイホノオ』にも通じる、“何度でも立ち上がる主人公たち”のような熱血ぶりがうかがえる。

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あまりにも負け犬(主人公側)の描き方がすさまじく辛い!
後半、試合のシーンは対照的にスタイリッシュで気持ちいい!
エンディングにかけてのラストはなんかものすごくいい映画を観た気持ちになって高揚する!!
人生は負け犬になってからだ!!

島本和彦(漫画家)
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さらに、まさに監督たちが日本の漫画好きを証明するかのイラストが解禁。ヘンリー・ウォン監督自らが日本の漫画を意識して『全力スマッシュ』の登場人物たちを描いたというイラストは映画とあわせて必見!なお、ヘンリー・ウォン監督は、9/19(土)に行われる第8回したまちコメディ映画祭in台東の『全力スマッシュ』上映の際に、特別ゲストとして主演ジョシー・ホーら出演者とともに来日することが決定している。

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執筆者

Yasuhiro Togawa