シリーズ最新作『007 スペクター』主題歌は本年度グラミー賞最多受賞、サム・スミス(「Writing’s On The Wall」)に決定!
1962年の誕生から半世紀以上にわたり愛され続けている、史上最長寿シリーズ「007」。50周年目となる2012年に公開された『007 スカイフォール』はシリーズ最高となる世界興収1000億円以上を稼ぎ出し、その確固たる人気を改めて世界に見せつけました。さらに、その年のグラミー賞を制したアデルが歌う主題歌「スカイフォール」は、同年度のアカデミー主題歌賞に輝きました。
そしてこの度、12月4日(金)より全国公開されるファン待望のシリーズ最新作『007 スペクター』の主題歌が、本年度グラミー賞最多4部門に輝くサム・スミスと決定いたしました。
007シリーズは、主題歌を誰が担当するか毎作大きな話題となっており、今回の『007 スペクター』もサム・スミスのほか複数のアーティストの名が挙がっていましたが、9月8日、イオン・プロダクション、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが、ジェームズ・ボンドシリーズの第24作目となる『007 スペクター』の主題歌、”Writing’s On The Wall” を、サム・スミスが収録したことを正式に発表、9月25日から購入・ストリーミングが可能になることも同時に明らかにされました。
今回のテーマソング、”Writing’s On The Wall” は、サム・スミスとグラミー賞受賞者のジェームス・ネピアの共同制作。サム・スミスはデビューアルバム ”In The Lonely Hour” がイギリスのチャートで第1位、全米チャートで第2位を獲得し、シングルでは5曲がイギリスのチャートで第1位を獲得、グラミー賞4部門とブリット・アワード3部門、MOBOアワード6部門、QアワードとAMAアワードを受賞しており、現在考え得る最高の007主題歌アーティストといえるでしょう。
『007 スペクター』のプロデューサーであるマイケル・G・ウィルソン氏とバーバラ・ブロッコリ氏も「サムの信じられない歌声によって、”Writing’s On The Wall” は間違いなくボンドの歴代主題歌の中でもベストの一曲に数えられるでしょう」とコメントしています。サム・スミス自身は「私のキャリアの中で最も輝かしい瞬間の1つです。歴史あるイギリスの象徴的作品に参加し、私の音楽に最も大きなインスピレーションを与えてくれた偉大なアーティストたちの中に加わることに、非常に興奮しています」とコメントしました。
2015年ナンバーワンの話題作となること必至の“ジェームズ・ボンド最新作”『007 スペクター』。公開までその動向に引き続きご注目ください。
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執筆者
Yasuhiro Togawa