時代を超えて愛され続ける名曲を生み出したザ・ビーチ・ボーイズの中心的存在であるブライアン・ウィルソンの知られざる半生を、本人公認のもと初めて描く『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』が、8月1日(土)より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショーとなります。

本作が描くのは、創作意欲にあふれた60年代のブライアンと、精神的な問題を抱えた80年代というブライアンの異なる2つの時代。それぞれポール・ダノとジョン・キューザックという演技派俳優が2人1役で演じている。80年代、傷ついたブライアンに愛の力で再び光をもたらすのは現在の妻であるメリンダ(エリザベス・バンクス)との出会いだ。

公開を今週末に控え、ブライアン本人夫妻が愛を語る貴重なインタビューも収め、映画のメッセージが詰まった珠光の特別映像が解禁となります。

特別映像解禁
http://youtu.be/iXZg50S2uyo

ブライアンの人生に伴走してきたメリンダが映画の構想に19年もかかったことを明かし、「監督に会った時、信念を持った人だと思った」と語る。ブライアンは「妻に絶望から救われ、人を幸せにしたいと思った」と創作意欲の源を明かし、インタビューに答える夫をずっと見つめるメリンダは「愛は全てを乗り越えられる。ブライアンの人生で気付いた」と語り、ふたりがお互い支え合い歩んできたことがうかがえる。メリンダの「この映画は彼の音楽のように誰かを愛している人のための映画よ」という言葉が印象的だが、オーバーラップするようにブライアンとメリンダが様々な困難に立ち向かいながら愛を育む本編シーンが映し出されていく。
本作のタイトルにもなっている「ラブ・アンド・マーシー」(愛と慈悲)は、ブライアンが初めてソロとして発表したアルバムの冒頭を飾る曲名。映画にはブライアン自身が歌うこの曲も思わぬ形で登場する。ポーラッド監督は、日本の観客に向けて「ブライアンという人間を理解してほしいね。最初は有名人であること、彼の音楽の才能に引きつけられるが、最後は人間としての彼に感情移入してほしい。日常生活で出会う人とどのように接するべきか、どのように相手を扱うべきか、いかに優しくなるかを学ぶことができるよ。ブライアンのような人を受け入れることができれば、ちょっと変わった人にも素敵な人生のストーリーがあるんだと考えられる。それはすばらしいことだよね。」とメッセージを贈ってくれた。

ブライアンがその人生で感じてきた様々な数えきれない感情に触れることで、彼の曲を愛する人も初めて知ることになる人も、彼が生み出した珠光の楽曲に耳を傾けたくなるはず。それこそが本作のスタッフや出演者たちの狙いなのかもしれない。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa