文化芸術の街「上野」と喜劇発祥の地「浅草」を舞台に繰り広げられるコメディ映画の祭典「したまちコメディ映画祭in台東」(略称したコメ)。今年も2015年9月18日(金)〜22日(火・祝)に「第8回したまちコメディ映画祭in台東」の開催が決定いたしました。
「したコメ」は、東京随一の下町(したまち)の魅力をコメディ映画を通じて存分に味わっていただく、いとうせいこう総合プロデュースのコメディ映画祭です。

「映画(Cinema)」「したまち(Down town)」「笑い(Comedy)」という3つの要素を掛け合わせることで、映画人、喜劇人、地元の皆さん、映画・喜劇を愛する皆さんが一体となって盛り上がれる、他にない魅力を持った、住民参加型の映画祭となっています!

ビートたけし×サンボマスターのコラボレーション決定!!
第3回映画祭から始まった、「リスペクトライブ」。したまちコメディ映画祭・コメディ栄誉賞に決定された方に敬意を表し、その方にちなんだ楽曲を、ミュージシャンたちが演奏します。いい作品、いい音楽はいつの時代も多くの人の心をつかみ、若い世代にしっかりと受け継がれています。

今回は、長年テレビ・映画・ラジオなどで国民的な活躍をして、多くの人々を楽しませてくれた「ビートたけし」氏に敬意を表し、リスペクトライブを開催。今年の参加アーティストは、本映画祭のテーマ曲を担当している浅草ジンタ、ライブ&司会で毎年おなじみのポカスカジャン、3回目の参加になるホフディラン、初参加となる谷中出身のアーティスト海藻姉妹、そして、ビートたけし氏の大ファンであることを公言し、映画の宣伝を自ら行うほど“リスペクト”している、サンボマスターの参加も決定!さらに、ビートたけし氏が自身で作詞・作曲を手掛けた「浅草キッド」を歌い、そのバンドをサンボマスターが務めることに決定いたしました。

このリスペクトライブは、映画祭の最終日となる9月22日(火・祝)に開催。この開催当日は、閉幕の挨拶としてのクロージングセレモニー、そして「したまちコメディ栄誉賞」の授賞式にもビートたけし氏が出席することが決定いたしました。

◆日時:2015年9月22日(火・祝) ※時間調整中
◆会場:浅草公会堂
◆チケット情報:【料金】前売3,500円/当日4,000円/全席指定 
◆出演者:浅草ジンタ、海藻姉妹、サンボマスター、ポカスカジャン、ホフディラン(※50音順)
*ライブ終演後のクロージングセレモニー内で、コメディ栄誉賞授賞式を行います。
同日、浅草フランス座演芸場東洋館では、『菊次郎の夏』の上映とビートたけし氏舞台挨拶を予定。

「浅草キッド」とは・・・?
作詞・作曲、ビートたけし。浅草で修業時代を過ごしたビートたけしが、相方と共に貧しくも夢をあきらめなかった当時を回想。「お前と会った 仲見世の 煮込みしかない くじら屋で 夢を語った チューハイの….」という歌い出しで始まる歌詞は、心に染み入る名曲として多くの人に支持されている。福山雅治や青山テルマ(英語ヴァージョン)が、カバーをしている。

【サンボマスター山口隆さんからのコメント】

北野武さんは僕らにとって特別な存在です。たけしさんの番組、映画、著作、はもちろん、お母様の北野さきさんの名著『ここに母あり』まで
読みふけるほど北野武さんのことばかり考えていた少年時代でした。
北野武さんは僕らにとってまぎれもなくレジェンド、極星であります。
北野武さんと同じステージに立てることが嬉しくて嬉しくてたまりません。
サンボマスター 山口 隆

ビートたけしリスペクトライブ 参加アーティスト(50音順)

浅草ジンタ
極東・浅草で孤高の土着型ロックバンドとして結成、地元浅草に根ざした活動を常にしつつも、ポリシーでもある「ローカル&グローバルな活動」を実践しつづけ、2014年に活動10周年を迎えた。国内外のフェスに連続参加し、インターナショナルなステージでの評価も高い。
日本テレビドラマ『ダンダリン』の劇伴描きおろし、『笑点』出演など幅広く活躍するとともに、これまでの活動のマイルストーンとなる最新アルバム『吟盤』をリリース。

海藻姉妹
わかめ、こんぶ、めかぶ、からなるユニット。わかめとこんぶはサクソフォンを、めかぶは鍵盤楽器を演奏。千代田芸術祭 2013音部門において、岸野雄一賞を受賞。2014年12月に3331 Arts Chiyodaにて行われたワンマン2Daysを大成功に終わる。現代音楽から祭り囃子、昭和レトロまでを軽々と横断する超絶技巧のユニット。

サンボマスター
2000年結成。山口隆(唄とギター)、近藤洋一(ベースとコーラス)、木内泰史(ドラムスとコーラス)による3ピースロックバンド。
2003年12月1stアルバム『新しき日本語ロックの道と光』をリリース。これまでに7枚のオリジナル・アルバムを発表。
観る者の魂を揺さぶる激しいライブ・パフォーマンスがオーディエンスに支持され、フェスやイベントには欠かせない存在に。日本のロックの最前線を走り続けるバンドである。
今年は結成15周年YAER!「3×ボ=15(サンボ15)」と題し、今年5/13に8thアルバムとなる「サンボマスターとキミ」をリリース。6/20(土)横浜ベイホールを皮切りに全国25箇所26公演の「3×ボ=15   
ANNIVERSARY サンボマスターとキミ TOUR 2015」を開催中!!

ポカスカジャン
冗談音楽ユニット。結成以前から、各々が バンドヴォーカルとして活躍していたため、音楽センスに裏打ちされた音曲ネタの数々で、寄席演芸場から大ホールまで変幻自在に対応可 能なライブを展開。ロックフェスなどにも多数出演。CMソング「ガリガリ君のうた」でお馴染み。近年ではNHK「おかあさんといっしょ」用に作曲した「パンパパ・パン」などお子様向けの楽曲も制作。

ホフディラン
ワタナベイビー:Vo&Gt 小宮山雄飛:Vo&Key  
メンバーそれぞれが作詞・作曲・ボーカルというスタイルをとるバンドであり、現在までリリースした全作品はメンバーによるアレンジ・プロデュースとなる。1996年「スマイル」でデビュー。1998年には「遠距離恋愛は続く」「欲望」「極楽はどこだ」など、ヒット曲を連発。FUJI ROCK FESTIVALへの参加、日本武道館でのワンマンライブを成功させるなど、ライブでも一線で活躍。約3年半の活動休止後、2006年9月に活動再開。2015年より次回作に向けレコーデュング期間にはいる。また全国松竹系MOVIXにて、ホフディランのアニメーションによるポリシーシネマ&マナー映像上映中。音楽担当(イラスト中村祐介)。音楽以外でも、ラジオ/TVのパーソナリティーや、CMナレーション、雑誌連載、WEB、映像プロデュースなど精力的に 
活動中である。

執筆者

Yasuhiro Togawa