映画『雪の轍(わだち)』世界遺産の絶景に圧巻!世にも幻想的な奇岩地帯 カッパドキアをご案内!




この度、トルコが誇る巨匠ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作『雪の轍(わだち)』が6月27日(土)より、角川シネマ有楽町および新宿武蔵野館ほか全国順次公開致します。本作は、去年開催された第67回カンヌ国際映画祭にて見事パルム・ドール大賞を受賞致しました。
本作で注目頂きたいのは、観客を圧倒する世界遺産・カッパドキアの風景の美しさ!冬の雪深いカッパドキアを舞台にした映画は実に珍しく、その貴重な銀世界をスクリーンで楽しめます。ぜひ、3時間16分 冬のカッパドキアに旅してみてはいかがでしょうか?
<世界遺産 カッパドキアとは!?>
トルコの中央部アナトリア高原に広がる大奇岩地帯。キノコ状の岩に代表される奇岩の不思議な景観、奇岩の中に遺された膨大なキリスト教壁画、地下何十メートルにも掘り下げられた地下都市とさまざまな顔をもつ、トルコ観光の最大地であり、1985年より世界遺産に指定されている場所です。
カッパドキアのその世にも珍しい景観は、数億年前に起きたエルジエス山とハサン山の連続した大噴火によって造られたもの。岩部が風雨に打たれて浸食がすすみ、今では固い部分だけが残され、“妖精の煙突”とも言われる摩訶不思議な奇岩群を形成したそうです。
また、カッパドキア観光の中心となるギョレメ区内には洞窟を生かして建てられた「洞窟ホテル」が数多くあり、築300年の住居や修道院を改装したものもあるほど!映画の主人公 アイドゥンのように持ち家として宿を経営するオーナーも実際にいるそうです。日本をはじめとした各国から観光客も多く訪れ、気球体験ツアーなどが人気を呼んでいます。
<実はあの映画にもカッパドキアは出ている!?>
神秘的な風景は、映画のロケーションとしても絶好の場所!
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989)…インディ・ジョーンズ シリーズの第3作目。
『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(2012)…ダース・ベイダーの少年時代を描いたSF映画。
『ゴーストライダー2』(2013)…ニコラス・ケイジの主演のオカルトアクション映画。
『カッパドキアの甘い恋』(2014)…マレーシアとトルコの合作映画。カッパドキアを舞台に繰り広げられるラブコメディ。
ほかにも、あの名作アニメ「風の谷のナウシカ」も、実はカッパドキアが舞台では?という声もあります。
<『雪の轍(わだち)』にみる、冬のカッパドキアの息をのむ美しさ!>
これまで、いくつもカッパドキアを舞台にした作品はいくつもありますが、冬のカッパドキアを舞台にした映画は実に珍しいこと!映画『雪の轍(わだち)』は、冬のカッパドキア ホテル・オセロを舞台に描かれています。標高1,000〜1,200メートルに位置するカッパドキアは、冬は極寒の地域。12〜3月の夜はマイナス10度を切ることもしばしばあり、厳しい冬を耐えなければならない地域です。カッパドキアの凍てつく寒さが、主人公をはじめとした登場人物の凍てつき、ささくれだった不穏な心情を物語ります。さらに写真家でもあるヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督は、この雪のカッパドキアを見て、この土地を舞台にすることを決めたそう。その映像美はまるで絵画のようで、雪深いカッパドキアの銀化粧と洞窟ホテルの光と影のコントラストは、息をのむ美しさ!
ぜひ、3時間16分の極上のカッパドキアの旅を体感してみてはいかがでしょう?
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執筆者
Yasuhiro Togawa