史上空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ」シリーズの最新作にして、その新たなる3部作の第1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』がついに公開(12月18日(金))。この度、青森県田舎館村の田んぼアートのデザインビジュアルが発表された。

青森県田舎館村の巨大田んぼアートは、その図柄の細かさ、芸術性の高さから“日本一の田んぼアート”として評価され、日本のメディアは勿論、海外からの取材も殺到する国際的なアートイベント。これまで2013年「ウルトラマン」(ⓒ円谷プロ)、2014年「サザエさん」(ⓒ長谷川町子美術館)と、いずれも国民的人気キャラクターとタイアップしてきたが、今年は全人類が待ち望んだ“STAR WARS YEAR”という事もあり、巨大田んぼアートのテーマが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に決定。
ルーカスフィルムが監修した今回のデザインには「スター・ウォーズ」シリーズの人気ドロイドC-3PO(右から2番目)とR2-D2(右から1番目)、さらにインターネット上でも「BB-8ちゃん!」「かわいすぎる」「萌ロボ」「ひえーかわいいいいいい」「BB-8が可愛い!!(°_°)」「めちゃめちゃかわいくて絶対見たい」と話題沸騰中の新キャラクターBB-8(左)が、公式なアートとして世界で初めて描かれる。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の田んぼアートが掲出される会場は、横154m×縦69m(約1,0ha)と、実に阪神甲子園球場のグラウンド面積(1.3ha)と同等の面積を誇る広大な田んぼ。ルーカスフィルムが監修し、世界初お披露目となるBB-8のキャラクターアートは、同時に世界最大級のキャラクターアートになる予定。
今月(6月)中には、現代米と古代米と呼ばれる太古に栽培されていた、色の異なる稲 全7種類を使用した田植えを行い、8月頃に見頃を迎える。

田んぼアート とは
田舎館村は、田んぼ1反歩(約1,000㎡)当たりの米の収穫量で日本一をとったこともある、こめづくりの村。当初は、弥生時代から続く北方稲作文化を今に伝えるために、昔ながらの手作業で田植えから稲刈りまで行う「稲作体験ツアー」として1993年にはじまり、こめづくりの楽しさ、農業のおもしろさをより多くの人に知ってもらうために、色の違う稲を使って稲文字を描いたのがきっかけだった。その図柄の細かさ、芸術性の高さは年々磨き上げられ、近年「田んぼアート」として定着し、全国から約25万人近くの観光客が訪れている。

いまや“映画”という枠を越え、オリンピックやサッカーワールドカップと並ぶ世界最大のイベントと目される「スター・ウォーズ」。新たなる3部作の幕開けとなる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の動きに世界が注目している。

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執筆者

Yasuhiro Togawa