『きみに読む物語』の作家ニコラス・スパークスが2011年に発表したベストセラーを映画化した『かけがえのない人』(原題:The Best of Me)がブロードメディア・スタジオ配給で8月よりYEBISU GARDEN CINEMA他にて全国順次公開する運びとなりました。

高校時代に出会い、深く愛し合いながら別々の道を歩まざるをえなかったドーソンとアマンダ。20年もの時が経ち、奇跡的に再会を果たす二人だが・・・。10代の燃えるような恋と、20年後の切なく深い愛を2つの時代で描く上質なラブストーリーです。監督は『終着駅 トルストイ最後の旅』のマイケル・ホフマン。主演は『M:i:Ⅲ』『ミッション:8ミニッツ』のミシェル・モナハン、『X-メン』シリーズのサイクロップス役で知られるジェームズ・マースデン。

 高校時代に出会い、深く愛し合いながらも不幸な事件のせいで別々の道を歩まざるをえなかったドーソンとアマンダ。20年の歳月を経ての再会は、二人の心の奥にくすぶっていた情熱の熾火を燃え上がらせるが……。

 デビュー作『きみに読む物語』以来、出版する小説がほぼすべてベストセラーとなっている作家ニコラス・スパークス。“泣ける恋愛小説の旗手”として世界でもっとも愛されているといっても過言ではない。『ウォーク・トゥ・リメンバー』や『親愛なる君へ』、『ラストソング』など、これまでに発表した18作品のうち10作品が映画化されていて、そのすべてが大ヒット。今では本が発売される前に映画会社が映画化権を競り合うといった状況となっている。本作もベストセラー小説の映画化であり、『セイフ ヘイヴン』に続いてスパークスが共同プロデュースしたラブストーリーだ。

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執筆者

Yasuhiro Togawa