「第三回 新・午前十時の映画祭」6週間の動員数過去最高記録を更新!
今年で通算6回目を迎えた「午前十時の映画祭」【主催:一般社団法人映画演劇文化協会】。一昨年2013年からDCPによるデジタル上映に移行し、先月4/4(土)から全国54スクリーンで始まった「第三回新・午前十時の映画祭」は、先週5/15(金)までに6週間の上映を終え、総動員は5万8262名となり、一昨年と昨年の6週間の動員数を超える好調な成績で推移している。
過去二回の「新・午前十時〜」では、新規セレクト作+再上映人気作の合計25本を上映してきたが、今回は作品ごとに上映週数を1週の作品、2週の作品に分け、これまでより5本増の全30本の作品を上映。また上映劇場をグループA、グループBの二系統に分け、各作品をグループ交互に上映している。
オープニングを飾った新規セレクト作『リトル・ダンサー』(2000)は、計4週間で動員数16,095名。そして上映リクエストが多数寄せられていた『小さな恋のメロディ』(1971)も同じく4週で動員数17,149名を記録した。
GWに入った5/2(土)から上映作品が替わり、『ローマの休日』(1953)と『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988)という大人気作の再映がスタート。5/15(金)までに『ローマ〜』は、計2週で動員数13,826名、『ニューシネマ〜』は11,192名を記録した。
以上計4作品、6週間の総動員数は、「新・午前十時の映画祭」(2013)対比105%、「第二回新・午前十時の映画祭」(2014)対比123%という過去二回の6週間動員を上回る記録となっている。
「第三回新・午前十時の映画祭」4/4(土)〜5/15(金)の6週間成績
動員:5万8262名、興収:5604万1700円(2015/5/18現在)
[参考]
●「新・午前十時の映画祭」6週間動員:5万5444名、興収:5315万1800円
●「第二回新・午前十時の映画祭」6週間動員:4万7211名、興収:4604万4千円。
執筆者
Yasuhiro Togawa