映画『チャッピー』特別映像到着!ヒュー・ジャックマンが悪役、シガニー・ウィーヴァーは敏腕経営者に!
『第 9 地区』(2010)、『エリジウム』(2012)と、近未来の世界を独自の視点で表現し続けるニール・ブロムカンプ監督。サイエンス・フィクション映画の鬼才として全世界から注目される監督が、ヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーヴァーの2 大ハリウッド俳優を迎えた最新ロボット SF 映画が『チャッピー』です。
『チャッピー』は、2016 年の犯罪多発都市ヨハネスブルグを舞台に、治安維持のために開発された警官ロボットをめぐる SF 映画。研究者のディオンは、スクラップされる寸前の警官ロボットに人工知能「AI」をインストゥールすることを決意し、倉庫からロボットを持ち出す。
同じ頃、ストリートギャングのニンジャ&ヨーランディたちがドラッグをめぐるトラブルで窮地に。
パートナーのヨーランディは、警官ロボットを盗んで銀行強盗で一攫千金作戦を発案する。しかし、ロボットを積んだディオンの車は、あっけなくニンジャたちに捕らえられてしまい、彼らのアジトでAI をインストゥールされたロボットは起動することになる。そして「チャッピー」と名付けられ、ま
るで人間の子どものように、そして急速に成長し始めていく…。
今回公開された『チャッピー』の特別動画は、ブロムカンプ監督が「自分でも驚く夢のキャスティング。あこがれだった理想的な俳優が揃った」と語るとおり、初めての悪役に挑んだヒュー・ジャックマン、軍事ロボットを開発する企業経営者に扮したシガニー・ウィーヴァー、そして AI を開発するディオンに起用されたインド人俳優テーヴ・パテルらが顔を揃えている。
「『第 9 地区』は衝撃的だった」と語るヒュー・ジャックマンは、SF 映画に変革をもたらした監督との仕事に興奮を隠さない。初めての本格的な悪役に挑んだヒューは、「ヴィンセントは野心的なキャラクターで演じるのが楽しかった。悪趣味なマレットヘアをしている」と、自ら発案したヘアスタイルで演技を楽しんだという。「見た目も口調も振る舞いも個性的な悪役は、観客を惹きつける」と監督も彼の演技力に圧倒されたようだ。
「あのリプリーが現場にいる」と監督が憧れるリプリーこと女優シガニー・ウィーヴァーは、「ニールはあらゆるテクノロジーに精通している。『チャッピー』はニールの世界観が見事に表現されている」と監督の描く世界観を絶賛。完成した作品を観た奥様が感涙したというヒュー・ジャックマンは、「最高のアクションとドラマ、エモーショナルに満ちていて SF 嫌いな人も見たくなる映画」だと断言する。
世界で初めて人工知能を搭載されたチャッピーは、どんな成長を遂げることになるのか。どんな物語が待っているのか。
映画『チャッピー』は、5 月 23 日(土)より、丸の内ピカデリーほか全国ロードショーされる。
映画『チャッピー』特別映像
http://youtu.be/Gp679H4ARrk
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http://data.cinematopics.com/?p=53484
執筆者
Yasuhiro Togawa