『春子超常現象研究所』ロッテルダム国際映画祭2015のタイガーアワードコンペティションに決定!

2014年ファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門グランプリ、シネガーアワードを受賞した竹葉リサ監督による次回作支援作品『春子超常現象研究所』がこの度、日本国内公開に先駆けてロッテルダム国際映画祭2015のタイガーアワード・コンペティション部門(Hivos Tiger Awards Competition)での出品が決定。
同映画祭は欧米でも屈指の映画祭で、過去にはクリストファー・ノーラン監督の長編デビュー作、日本でも大ヒットとなったヤン・イクチュン監督の「息もできない」などが最高賞のタイガー賞を受賞。本作も過去の名作と肩を並べる可能性がある。
社会の規範から外れたキワモノキャラクターたちのドタバタコメディーと思わせて、終盤は自由、本能のままに生きてきたように見えたそれぞれの本音が垣間見え、観客の胸を打つ。
本作が、目の肥えた欧米の批評家の間でどう評価されるのか。注目が集まるところ。
日本国内での初お披露目は、2月19日〜23日に開催される当映画祭の上映とスカパー!での放送を予定しています。
『春子超常現象研究所』は、第18回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストグランプリを受賞、NHK大河ドラマ「八重の桜」、ドラマ「アリスの棘」(TBS)、映画『トワイライトささらさや』、「永遠の0」(TX)に出演、映画『東京難民』主演など話題作には欠かせない人気若手俳優中村蒼(23)が本作では、テレビ男に扮した姿を披露、役者としての新境地を見せることが明らかに、
ある日突然、心と体を持ってしまったテレビ男(中村蒼)と春子(野崎萌香)、そしてそれを取り巻く個性あふれるキャラクターたちが騒動を巻き起こす異色コメディー映画。
テレビ男を演じる中村蒼は正統派イケメン姿を封印し、バラエティー番組さながらのテレビ男に扮した姿を披露。最初はいがみ合っていた春子と、なりゆきで同棲、ヒモと化してしまう情けないテレビ男をコミカルに演じている。
ヒロイン・春子には「第7 回ミスTGC」で準グランプリ、女性ファッション誌「non-no」の専属モデルを経て、現在トップモデル、女優として活躍する野崎萌香(24)。口は悪いが、中村演じるテレビ男に純粋に恋するキュートで天真爛漫なヒロインを魅力たっぷりに演じている。
その他、春子がバイトしているサウナで働く欲求不満のおばちゃんに女芸人として活躍する一方、女優としても確実にキャリアを重ねる青木さやか(41)、ほかブラザートム(58)、池田鉄洋(44)、斎藤工(33)、高橋由美子(40)、小日向文世(60)と、実力と突き抜けた個性を兼ね備えた俳優・女優陣が目立つが勝ちと言わんばかりに、騒動をあちらこちらで巻き起こす。
また、本作の衣装はアイドルグループ「でんぱ組.inc」の衣装を担当し、東京・パリ・ミラノの3都市でコレクションを発表するMikio Sakabe。日本のアニメ・マンガの要素を取り入れ、東京ファッションシーンの新たな潮流を作る中心人物として注目のデザイナーである。Mikio Sakabe が、映画に衣装監督として関わるのは、今回が初。ファッション界で、早くも注目されはじめている。
テレビ役:中村蒼コメント
≪テレビ役を演じた感想≫
まさかこの世界に入ってテレビを演じるとは思ってもいませんでした。
こんな役はきっと今後ないだろうから楽しんでやりました(笑)
≪みどころ≫
色んな展開が起こるハチャメチャな映画です。
でもこれを観て物に対する気持ちが少しでも変わってくれたら嬉しいです。
監督:竹葉リサコメント
下手をするとコントになる、そんな難しい役所。
実力派でないと演じきれない、と思いオファーさせていただきました。
ゴクツブし男に、あえて透明感がある
中村蒼さんを起用する事でテレビという、無味乾燥な役に暖かみを持たせた。
桁外れの感受性が無いと、テレビの役作りなんて出来ない。
中村蒼さんの想像を絶する役作りと、天賦の才能に震える〜っ。
映画『春子超常現象研究所』
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執筆者
Yasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro Togawa