『アナと雪の女王』のウォルト・ディズニー・スタジオ最新作で、全米初登場1位を記録し、早くもアカデミー賞有力候補作品として高く評価されている映画『ベイマックス』(12/20公開)。既に“「アナ雪」以上の名作”との呼び声高い本作がこのたび、第72回ゴールデン・グローブ賞 アニメーション映画賞にノミネートされました!
昨年のゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞は『アナと雪の女王』が受賞。その後アカデミー賞受賞をはじめとする社会現象を巻き起こしたことは記憶に新しく、同スタジオの最新作として大きな注目を集める本作が、日本公開を前に、他作品を一歩リードして賞レースを走りだしています!

この映画は、幼くして両親を亡くし、唯一の理解者であり最愛の存在であった兄タダシをも謎の事故で亡くしてしまったひとりぼっちの天才少年ヒロと、心とカラダを守るために作られたケア・ロボットの“ベイマックス”の絆と冒険を描いた感動アドベンチャー。舞台である架空都市“サンフランソウキョウ”には、徹底的に研究された日本文化の魅力が随所に反映されており、日本で実施されたワールド・プレミアでも話題を集めた。日本文化が魅力の一つとして取り入れられたこの作品が海外でどのような評価を受けるのかという点も注目されていたが、リアリティにこだわったその世界観は圧倒的な支持を集め、映画評論家による映画レビューをまとめたアメリカの有力映画サイトRotten Tomatoesでは、12/11現在までに89%が好評価となるハイスコアを記録。先日発表された“アニメーション界のアカデミー賞”と言われるアニー賞(※)でも主要7部門にノミネート、その受賞に期待が高まっており、来年2月に行われるアカデミー賞の選考候補作としてリストアップされたアニメーション作品の中でも、最有力候補!という声が早くも上がっている。(※アニー賞授賞式は、現地時間2015年1月31日です)

 ゴールデン・グローブ賞のアニメーション映画賞は2007年開催の第64回から設置された賞。過去8本の受賞作品のうち、6本が同年アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞しております。アカデミー賞前哨戦として注目が集まる中、第72回ゴールデン・グローブ賞の授賞式は、2015年1月12日(日本時間)に開催されます。是非、ゴールデン・グローブ賞ノミネートに関するニュースをご紹介の際は、本作をご紹介くださいますよう、よろしくお願いいたします。
映画『ベイマックス』は、12月20日(土)よりいよいよ日本公開!

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執筆者

Yasuhiro Togawa